「ココイチ」がカレーの本場インドへと逆進出! アメリカで失敗した「いきなり!ステーキ」との違いは?

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 食品ですと、近年は『松阪牛』のようなブランド肉や、『獺祭』などの高級な日本酒の海外輸出量が伸びており、特に日本酒の海外人気は相当なものです。酒造会社各社も海外で受け入れられるよう“飲み方”のローカライズに力を入れており、日本酒をワイングラスに注ぐことで香りなども楽しもうという飲み方は、今や日本を含めた世界中でスタンダードとなりつつあります」(同)

 国産ブランド食品にとって、日本国内はもはや魅力的なマーケットではないのかもしれない。

 「なぜブランド肉や日本酒の海外輸出が増えているか。率直に言ってしまえば、海外の人のほうがお金を持っていて、いくら高価格な商品でも、それに見合う美味しさだと判断すれば買ってくれるからです。

 国内では景気回復などともいわれていますが、高くてもいい物を買うほどの経済的余裕がある人は多くないでしょう。生産者としては、海外に輸出したほうが売れるし、また高級ブランドとして適正な評価を得ることができます。国内マーケットにこだわる理由などなく、海外進出することは当然の帰結といえるのです」(同)

 カレーチェーンとして大成功を収めているココイチにとっては、インド進出は前向きな海外展開なのだ。そして、多くの外食産業や食品メーカーにとって国内市場はすでに頭打ち状態で、海外進出こそが重要な生存戦略となっている現状があるようだ。

(文・取材=スギヤマ/A4studio)

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