社会

BTS「原爆Tシャツ」「ナチス衣装」が国際的な問題に ドームツアーは強行するのか

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 BTSは年末にかけて、大型音楽特番『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)や『ミュージックステーション・スーパーライブ』(テレビ朝日系)への出演が打診されていたが、騒動を受けてすべて白紙に戻ったとの報道もある。また、NHKの『紅白歌合戦』においては、BTS騒動も含め韓国と日本の関係が悪化する中で、韓流ガールズユニット・TWICEが出場するか否か、NHKに注目が集まっている。

 BTS は11月13日、14日に東京ドームにて「 BTS WORLD TOUR LOVE YOURSELF JAPAN EDITION」の公演を予定しており、これを皮切りとして、来年2月にかけて大阪・名古屋・福岡をめぐるツアーが控えている。日本の多くのBTSファンは予定通りの開催を望んでいるが、BTS側はどのような判断を下すのだろうか。興行開催で日韓双方の経済が潤うことは間違いないが、何事もなかったかのようにライブをすれば反発はいっそう強まるだろう。

 もしBTS側の歴史認識として、「韓国は日本の支配による被害者であり、だからあのTシャツは愛国心の表現として間違っていない」というのであれば、表面的な謝罪で濁すよりも、堂々と主張して議論すればいいだろう。あのTシャツには日本で原爆被害に遭った広島・長崎の市民に対する思慮が欠如しているが、韓国側が「自分たちはもっとひどい被害者だ」との認識を持っている可能性もある。この日韓の歴史認識のすれ違いが解決しない限り、これからも同じような問題は何度でも繰り返されるだろう。

 BTS側はまだ公式見解を出していないが、国際的な注目をこれほど集めている以上、沈黙したままワールドツアーを続けるわけにはいかないのではないだろうか。

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