
関ジャニ∞公式サイトより
ジャニーズアイドルのファンによる迷惑行為が頻繁に報道されるようになっている。今年9月には宮城公演終了後、新幹線に乗り込むKing & Prince(キンプリ)のメンバーの姿を見たいファンが仙台駅のホームに殺到し、新幹線は6分の遅延を余儀なくされた。10月には新潟公演を終えたHey!Say!JUMPのメンバーが乗った新幹線が到着した東京駅のホームにファンが詰めかけ、新幹線は2分遅延。そして11月8日、関ジャニ∞の大倉忠義が「Johnny’s web」内のブログに絶望的とも読める文章を投稿した。
大倉忠義は「ルールを守らない人達による身勝手な行動が精神的に辛いです」と訴え、具体的には、駅や空港で追いかけてきたり、カバンにモノを入れられたり、手を繋がれたり、プライベートで友人と入った飲食店の隣席にストーカーファンが座っていたり、といった行為を受けていると明かした。
大倉は「これはストーカー行為ではないか」「男女逆ならどうなのか」と憤り、「これがなくなるのが“普通”なのだとしたら普通の人に戻る方がよっぽど楽だろう」「そろそろ限界だ」と、芸能活動の休止さえ匂わせている。
しかしストーキングをするようなファン(ヤラカシ)にとっては、こうした訴えも無効だろう。彼女たちにとってタレント本人による認知ほどうれしいものはないからだ。
ジャニーズ事務所もキンプリの件を含め、再三ファンに向けて注意を促しているが、なかなか一部迷惑ファンのマナーは改まらない。
Hey!Say!JUMPは11月11日のライブ公演の最後に、メンバー全員が1列になり、「ぼくたちからお願いがあります」と、駅や空港での待ち伏せなど迷惑行為をしないでほしい旨を訴えた。これも良識あるファンは真剣に聞くが、マナー違反やタレントおよび周囲への迷惑を顧みない一部ファンに届くのかは疑問。12月と1月にHey!Say!JUMPは、4大ドームでの公演を予定している。
度重なる迷惑ファン騒動を受けて、11月12日の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、ジャニーズファン歴50年のコラムニスト・山田美保子氏が「ジャニーズファンには暗黙のルールである“鉄の掟”がある」と語った。
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