
11月14日のNHK紅白歌合戦出場決定のタイミングで、12月12日に発売予定のベスト盤のジャケットも発表(写真は、SONIC GROOVEより発売の『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』初回生産限定盤ジャケット)
こんにちは。TAKAと申します。理解のある夫のもと、ディープなオタク女子をやっております。都内勤めの会社員です。アラフォーです。
恥の多い生涯を送ってきました。女子校育ちです。10代の頃より1stガンダムのシャアに始まり、2次元と3次元の次元差をもろともせず、ありとあらゆるものに溺れてきました。ガンダム、銀河英雄伝説、ユニコーン、イエローモンキー、黒夢、ペニシリン、そしてV6、からのジャニーズJr.。そしてそして、テニプリ同人にハマり、そこからのテニミュ通い、そして2.5次元沼の奈落へ……。
いま、メインの守備範囲は2.5次元舞台です。最近は、ハイステの小坂くん(ツッキー役)に溺れております。そこでこれから、このwezzyさんにて、我が愛する2.5次元舞台の奥深さ、気高さ、はかなさについて書かせていただこう……と考えていたのですが。
実は3年ほど前から、DA PUMPも追ってまして。おっさんっていいなと。おっさんって最高だなと。『おっさんずラブ』おせーよと。そんなわけで、DA PUMPはここ半年ほど、「U.S.A.」旋風のおかげで、乗りに乗っております。おかげさまで現在、私もDA PUMPまみれの生活を送っております。16年ぶりの、NHK紅白歌合戦への出演も決まりました。本当にめでたい。ただただめでたい。私は、出演決定の報を知ったとき、むせび泣きました。職場のトイレに駆け込んで。

『ミュージックステーション』(テレビ朝日)番組ホームページより
けれど、私の涙などどうでもよい。問題は、DA PUMPのISSA、39歳の涙です。ISSAくんは、さる11月2日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、以下『Mステ』)出演のおり、その美しい瞳を潤ませておられました。私は食事を取りながら自宅テレビでそれを見たとき、むせび泣きました。
本稿では、『Mステ』におけるISSAの涙について、ただひたすらに彼を愛した一介のファン目線で語らせていただきたいと思います。なにとぞお付き合いくださいませ。
ジャニーズの“圧力問題”など、ファンは気にしない
「U.S.A.」の大ヒットを受け、10月10日に1年ちょっとぶりの単独ライブ『LIVE DA PUMP 2018 THANX!!!!!!!』を東京国際フォーラム ホールAにて行ったDA PUMPですが、ここ数カ月、異常なペースでのテレビ出演が続いています。そして、ついに11月2日には、『Mステ』への出演を果たしたのであります。
21年ぶりの出演となった、9月17日放送の『Mステ』生特番『ミュージックステーション ウルトラFES』では、その前日に引退した、同じ沖縄出身でゆかりの深い安室奈美恵さんの「a walk in the park」の振り付けを「U.S.A.」後半のダンス部分(通称ひよこちゃんダンス)にぶっこみ、話題にもなりました。
そして今回は、ついに『Mステ』通常回への出演と相成ったのであります。現体制のメンバー7人のうち、ISSAくんをのぞくダンサー6人は、通常回『Mステ』への出演は当然今回が初めて。DA PUMPの『Mステ』への出演が、デビュー当時に一度あったきり、初期メンバーで爆発的に売れていた時代においても一切なかった理由については、ジャニーズからの“圧力”があったのでは、いやいや、テレビ朝日サイドがジャニーズに対し“忖度”をしただけだ……等々巷間ではいろいろといわれておりますが、そこはどうせ、ファンの預かり知らぬところ。
非公開: 『ミュージックステーション』へのDA PUMP出演はジャニーズ事務所による圧力の終焉を意味する?
11月2日放送『ミュージックステーション』にDA PUMPが21年ぶりに出演。今年大ヒットした「U.S.A.」と、彼らの代表曲である「if..…
そんなことはおいといて、そもそも5月19日に行われた「U.S.A.」の最初のリリースイベントの会場は、なんとMEGAドン・キホーテ浦和原山店の店内イベントスペース! だったのです。そのことを思い起こせば、この半年間のすさまじい躍進ぶりには、ただただ驚きを禁じ得ません。「U.S.A.」というタイトルに違わぬ“アメリカンドリーム”の体現を目の当たりにすることができて、ファンとしては至上の喜び、本当にもう、『Mステ』に出られただけで御の字……なのでございます。
DA PUMPの“階段下り”が見たかった
そして、待ちに待った20時を迎えました。
……ん???
『Mステ』といえば、階段を下りてくる出演者を女性ファンが嬌声で出迎えるというのが定番のオープニングのはず。が、今回は開始早々、すっかり見慣れた7人の後ろ姿がなぜか画面に! そう、“階段下り”よりも先に、まず「U.S.A.」が! 今回の『Mステ』、なんとのっけから楽曲始まりという、なんとも珍しいオープニングだったのです! 衣装はもちろん、「U.S.A.」ジャケット写真と同じカラフルな例の定番のもの。
曲の間は、要所要所でISSAくんをクローズアップしつつ、ダンスの見せ場では引き気味のカメラで残りのメンバーのダンスを見せてくれる。さらに、中盤の例の“インベーダー”ダンスの後には、メンバーをひとりずつアップで映してくれるという素晴らしいカメラワーク! 歌は上手いし、ダンスは重力の存在をみじんも感じさせない軽やかさだしで、まったく不安のない最高のパフォーマンスを見せてくれた7人に感動です。
そして、「U.S.A.」が終わったとたん、後ろの階段から今回のほかの出演者が登場するといういつも通りのオープニングに。すでにメインステージに立っているDA PUMPの7人が階段を下りるシーンは見られず、そこはちょっと残念でした……。つ、次もあるよね? 次回『Mステ』ご出演の際には、階段を下りてきて女子にキャーキャー言われるDAPUMPを見られますよね? 『Mステ』スタッフのみなさま、なにとぞよろしくお願いいたします!
で、もう1曲、あの名曲、2000年発表の「if…」をMステで初披露するという前宣伝だったのですが……あれ、そういえば「if…」やってなくない? 2曲続けてじゃないの? まさか、あとでまた時間もらえるの?
などとドキドキしていると、案の定、途中でメンバーの姿は消え、全員揃いのシックな黒スーツ姿で30分後くらいに再び登場。スーツ姿でしゅっとして見えるのもあったとは思うんだけど、この日の7人、なんだかいつもにも増してオーラが増しているような。脚光を浴びるって、こんなにも人を輝かせるものなんだなあ。やっぱ、私のようなディープなファンにどれだけみつめられていようと、一般メディアの視線にさらされていないと、タレントさんだってなかなか輝けないですよね……。
と感慨にふけりながら、トークパートを聞き、ついに「if…」が始まります。
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