煮えたぎる鍋に従業員の顔突っ込み大火傷、鉄パイプで殴打…明らかな暴行を「遊び」「悪ふざけ」と弁解する会社

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 記事では会社名も含め匿名で報じられており、ネット上では複数の芸能事務所の名前が憶測で上がる“犯人探し”が繰り広げられているが、同誌関係者によれば「ものすごく小さい、名前の知られていない芸能事務所というか制作代理店のような会社。ネームバリューがないため匿名で報じた」とのことだ。しかし非常に悪質な事件であることは間違いない。

社員を鉄パイプで殴打も「自ら望んだ罰」と説明

 暴行を“遊び”、あるいは“罰だった”と主張する例は後を絶たない。最近では“鉄パイプ”で従業員を殴打する動画も流失した。

 今月初旬、従業員がロープで手首を吊るし上げられ、上司に鉄パイプで殴打されている動画がネット上に流出した。動画には会社名と殴打している人物の本名が明記されており、『ビビット』(TBS系)は、その会社の社長へ取材を実施していた。

 社長は「動画は昨年社内で撮影されたもの」と認めたが、「ふざけてやったんですよ。叩かれている男がね」と供述。「よその従業員に対してトラブルを起こして、話し合ったけど収まらなかったと」「それで<私が罪を受けますから4回だったら叩いてくれ>と言ったと」と、叩かれている男性が自ら罰を受けることを望んだと主張した。

 また、慰謝料として殴打した上司から被害男性へ60万ほどの金銭が支払われており、既に和解したとも社長は述べていたが、「被害者の男性自らが望んだこと」にもかかわらず、「慰謝料を支払って和解した」という流れには違和感が強い。

福岡にある会社でも「従業員がふざけてやったこと」と弁解

 福岡県にある運送会社「大島産業」では、勤務時間内に男性従業員が温泉に入ったとして、同僚らが男性に対して「髪の毛をバリカンで剃る」「高圧洗浄機で水をかける」「川の中へ入るように命令し、川から上がってきた男性にロケット花火を連射する」などの暴行をはたらいた。

 その光景は文章や写真で会社のブログに残っており、被害男性は会社に対してパワハラがあったと告訴。しかし裁判で会社は、パワハラを全面的に否定し「頭を丸刈りにしたのは男性が皮膚の病気にかかっていたから」「高圧洗浄機は男性が自らふざけて浴びている」「ロケット花火は男性が戦争ごっこをやろうといった」と、原告がふざけて自らやったことと弁明した。

 結局、福岡地裁は会社に対して、被害男性に1500万円の支払いを命じる結果を出したが、それでも会社は納得しておらず、起訴の意向を示していた。

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