政治・社会

韓国インスタで「犬投げ」が虐待論争 「子ども投げ」も炎上騒動に

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「空ショット(ハヌルショット)」は、韓国のニュース番組『채널A 뉴스TOP10』でも取り上げられた。(公式YouTubeより)

 21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)は、韓国で社会問題になっている「空ショット(ハヌルショット)」を取り上げた。韓国では、青い空をバックに飼い犬を高く放り投げて撮影した写真に「#空ショット」というハッシュタグをつけて投稿することが、10月下旬頃からインスタグラムで大流行。2万件を超える投稿が見られていたという。

 しかし、人の背丈よりも高く放り投げられる犬に「かわいそう」「危険だ」と心配する声も多く、ネット上で議論が紛糾していた。さらに韓国メディアが「流行の空ショットは動物虐待だ」と大々的に報じたことで、炎上が広がっている。

 多くの投稿者は「空ショット」をインスタグラム上から削除したが、一部の投稿者たちは「私たちがいつもどれほどペットを大切にしているか知らないくせに、動物虐待犯にしようとしている」「私の犬はこんな風に遊ぶことが好きなんです」と主張し、「動物虐待論」は誤りだと反論した。

 この騒動はどんどん膨れ上がり、韓国では「空ショット」をめぐって「動物虐待VS過剰反応」の大論争が起こっているという。

韓国では落下して犬の骨が折れた事例も

『スッキリ』では、愛犬家の阿部祐二リポーター(60)が、ぬいぐるみを使って「空ショット」を再現。阿部は「しっかり受け取れるか不安」と感想を述べ、「生きた子犬でこういうことをできる心境になれるか、それが考えものです」と、苦言を呈していた。 

 専門家は、「骨が細くて折れやすい小型犬は、人の頭くらいの高さから落ちると、場合によっては命に関わる」と危険性を指摘している。実際に韓国では、撮影のために何度も空に投げられた犬が落下して骨折し、動物病院に駆け込むという事例も見られたという。

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空高く宙に舞う犬。飼い主がInstagramに投稿したものと見られる。(『채널A 뉴스TOP10』より)

 『スッキリ』のコメンテーターで元競泳選手の松田丈志氏(34)は「トイプードルを飼っている」と話したうえで、「僕はやりたくない。写真を撮って、いいねが欲しいがためにやるというのが、ちょっと」と否定した。また、タレントの大沢あかね(33)も、「何がいいのか分からない」とバッサリ。「犬や猫は言葉がしゃべれないから、怖いとか嫌だとかいえない。飼い主が常識のある行動をしないと」と、「空ショット」の投稿者を批判している。

 「空ショット」について、落下によるケガの危険性を指摘するだけでなく、飼い主が「いいね!」ほしさやインスタ映えのために、犬をわざと危険にさらすことを批判する意見があるようだ。また、生き物を投げる行為そのものに抵抗を抱く人も多いだろう。

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