明石家さんま「芸能界で婿を探し、結婚したら辞めるのが女の幸せ」にドン引き

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「セクハラ」を「笑い」に変えようとする

 さんまの時代錯誤な考えは、「セクハラ」にもあらわれる。

 2017年12月24日放送の『行列のできる法律相談所 クリスマスザンゲSP』(日本テレビ系)では、桐谷美玲がさんまにセクハラをされたと告発した。

 桐谷がセクハラされたと主張するのは、「FIFAクラブワールドカップジャパン2016」の特別番組で共演した時のこと。試合前に試合会場のエレベーターで2人は顔を合わすが、その際さんまは「桐谷。今夜、(クリスティアーノ・)ロナウドに抱かれておけ。未来の日本代表のためにロナウドのDNA、ゲットしてこい!」と進言したという。

 バックステージで行われたひどいセクハラを責められたさんまは「俺は真剣に言うたんや。ロナウドのDNAが日本サッカー界に必要や、と。下ネタでも何でもないねん」「芸能界の先輩の言うことを聞いてくれたらいいねん」と弁明。桐谷はたまたま告発の場を与えられたが、同様の被害に遭ったままそれを明かすことのなかった女性タレントは少なくないだろう。

 一方、さんまはカメラが回る場面ではもっと露骨にセクハラで笑いをとろうとする。

 2017年5月23日放送の『踊る! さんま御殿!! パパママ芸能人SP』(日本テレビ系)に、当時はまだ離婚から数カ月しか経っていなかった小倉優子がゲスト出演したのだが、その際は、同じくゲスト出演していた当時妊娠中の潮田玲子を紹介しながら、「(妊娠が)うらやましいか、ゆうこりんは」「子どもをまた産みたいとか……」「新しい旦那さんどや?」と話を展開。小倉は困惑気味の表情を浮かべていた。

それでも明石家さんまを重用するテレビ業界の問題

 さんまはこうしたトークを「笑い」のネタとして捉えており、そのネタが女性側にとって公開セクハラとなり得るという認識はまったくないようだ。

 大御所お笑い芸人と若手女優・アイドルの権力の差は明白で、女性側がさんまの発言にはっきりした抵抗を示すことのできない構図は、セクハラであると同時にパワハラでもある。

 彼は現在63歳。40年以上の長きにわたって旧態依然としたテレビ業界に身を置いていると、上記のような発言がもはや一般社会で通用するものではなくなってきていることに気がつかないのかもしれない。また、さんまほどの大御所芸人に対して進言できるようなスタッフは、吉本興業にもテレビ業界にもいないだろう。

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