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『あなたには渡さない』は、サスペンスかコメディか? イカれたキャラたちのバトルから目が離せない! 

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テレビ朝日『あなたには渡さない』オフィシャルサイトより

 激しい女のバトルと愛憎の行方が話題沸騰中の『あなたには渡さない』(テレビ朝日系列)。冒頭から通子(木村佳乃)と多衣(水野美紀)が熱い火花を散らしたり、衝撃の事実が次々に発覚したりと大忙しのこのドラマ。果たして通子は戦いに勝利し、元夫・旬平(萩原聖人)を奪還することができるのか? 波乱続きのストーリー展開に目が離せない。

 昭和の大映ドラマを感じさせるナレーション、早すぎる展開、腹に一物ありそうな登場人物たち。現代版にリメークしたというわりに際立つ「昭和感」を挙げたらきりがないほどにツッコミどころ満載の『あなたには渡さない』が、面白い。第二話までの面白ポイントを厳選してご紹介したい。

毎回楽しみな面白ポイント 

 まずは通子と多衣が初めて顔を合わせる、待ち合わせシーン。旬平に依頼され多衣を迎えに行った通子は、初対面で顔がわからない相手のため、すれ違いにならないよう目印にと菊を持参し、待ち合わせ場所へ向かう。わざわざ菊を持って行かなくても、多衣の携帯電話の番号を確認して連絡しあえば良いのでは……? と不思議に感じたが、ドラマを盛り上げるアイテムとして菊の持参は必要不可欠なのだろう。ケチをつけてはいけない。

 しかし緊迫のバトルの真っ最中、多衣が通子に放った迷言「私の体にはあなたに見えない菊が咲いていますから」は意味不明。菊が重要アイテムなことは理解できるのだが、表現が詩的すぎていろいろカオス。多衣はポエム好きなんだろうか。

 続いての面白ポイントは、通子の幼なじみ笹井(田中哲司)のまさかの止血シーン。偶然再会した通子と笹井だが、通子が紙で指を切り出血すると、笹井はいきなりその指をくわえる。驚く通子を見てハッと我に返った笹井だが、まず言い訳が苦しい。「俺にはまだ小さい子どもがいるので、いつもの調子でやってしまった」。成熟した女性と小さい子どもを同一に見る人間がこの世界にいるだろうか。ティッシュや絆創膏で血を止めることはできるし、何より焦って止血するほどの傷か……? もう、下心しか見えてこない。

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