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「チャーミーグリーン」のCMのような夫婦は無理? 50代、妻がスキンシップを拒否

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チャーミーグリーンのCMに憧れて……

 「もちろん、妻にもなぜか聞いてはいるんですが、嫌だからとか、体中に蕁麻疹が出来ててかゆいからとか言われます。でも、夜になると腰とかお尻とか肩とか揉んでほしいようなので、ずっとマッサージはしてるから、触られる自体は大丈夫なんだなぁと思っていました。こういう事をあまり聞ける人もいないので、どうしたらいいんだろうと悩んでました。でも、皆さんの意見を聞いてみて、世の中のアラフィフ夫婦はほどんどそうなんですね。改めて更年期の事も調べてみると、思い当たる事が多々あり、女性は大変なんだなぁと思いました。(略)男性も女性も生理現象なのでどうしようもない部分があるんだなと思いました。昔チャーミーグリーンのCMで老夫婦が手を繋いでスキップしてるのがありましたがあれに憧れてました。もう少し妻の気持ちをいろいろ考えてみます」

 チャーミーグリーンのCM! さすがアラフィフ、例えが昭和である。懐かしい、と思う筆者も同じくだが……。というかなんだかトピ主レスが可愛らしくて人柄がちょっと滲み出ている感じがする。トピ主なりに「マッサージは大丈夫なのにスキンシップはダメなんてどういうことなんだろう……」と考えたのかもしれない。妻としてはスキンシップは嫌だけど夫がかわいそうだからマッサージをお願いしておこうかな……ぐらいの気持ちかもしれない。

 さらなるトピ主レスでは妻への複雑な思いも明かされた。

 「私と妻は学生時代に知り合い、私にとっては初めての彼女で遠距離恋愛を経て結婚しました。10数年前に妻の実家の敷地内に家を建て、現在も暮らしています。私も実の娘の妻が御両親の面倒を見たほうがいいと思い、お互いに気を遣いながら生活していました。その後、妻の兄が結婚し、すぐ近くに住むようになりました。家でゆっくりしていても、いきなり義兄や子供たちや御両親が来るような状態になり、だんだんとストレスがたまっていったのかもしれません。妻にいってもしょうがないとしか言わないし、改善の余地もないので我慢しています。妻自体も実家に依存していて、隣なので実家にいってることも多いです。何年か前まではどこにいくにも一緒にいってたんですが、だんだんと私より御両親を優先するようになってきました。仕事も部門責任者になり過度の重圧がストレスになっていたのかもしれません。今もそうですが、最近はいろいろ開き直って頑張っています数年前父が亡くなり、今年母が亡くなりました。母は数年前に脳梗塞を患い、施設に入っていました。ここ数年は私の名前もわからなくなっていて会話も出来ない状態でした。ただ私が行くと嬉しそうに笑っていました。母が危篤と聞いて妻と一緒に施設に向かったんですが間に合いませんでした。その帰りに私が泣きながら運転していると、妻が手を握ってくれました。その手がとても柔らかく優しかったんです」

 「私には頼れるのは妻しかいないのに、妻には頼れる人がたくさんいるのが苦しかったのかもしれません。会話は普通にするし、特に喧嘩もするわけじゃない。

 アラフィフになっても、体型もほとんど変わらない妻。私は最近までいろんな事に余裕がなく、メタボ状態でひどい体だったけど、少し余裕が出てきてジム通いも出来るようになり体も絞って、もう一度昔のように戻りたいと思うようになってきました。自分でも不思議なんですが、結婚して20数年一緒にいて、今また妻に恋してるのかもしれません。でも、近づけば逃げていくのでどうしていいかわからない状態です」

 なんだか色々勉強になるなあ。というかトピ主は寂しいんだなあ……。こんな孤独感を抱えているなら、スキンシップ云々の前にそれを伝えた方がいいんじゃないかという感じもしてきた。たしかに妻の気持ちとしては、子供ができて、双方の家族とも行き来が増えると、スキンシップどころではなくなるのもわかる。ちなみにこのトピでは終盤になるにつれトピ主批判のコメントが増え始めていたのだが、中には逆に“男性の気持ちがわかった”というコメントもあった。

 「『おっさんなのにこんな悩み…』と書かれていらっしゃいますが、47歳の妻である私として、“あぁ、私の夫も言わないけれどこんな風に色々難し状況に一人で耐えようとしたり、悩んだり、寂しい気持ちを抱えて暮らしているのかな”と気づかされ、教えてくれたトピ主さんに感謝の気持ちです。私達夫婦はスキンシップはありますが、なにせ夫が仕事で忙しく、疲れていることが多く、一緒に過ごす時間も少ないのです。もっと夫を気遣って、優しくしてあげたくなりました。全然おかしな悩みじゃないです。夫婦でもっといろいろ共有して大切な時を過ごしたいですね」

 このトピ主の人柄がにじみ出るトピを読んで、私もちょっとそんな気持ちになった。浮気をしない男の人はこういう悩みを持つこともあるのだな、というのも知れて何よりだった。

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