流産した女性に「あなたがそう望んだから」とアドバイスする心屋仁之助のカウンセリング

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 NLPとは神経言語プログラミングの略称で、別名「脳の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学(詳しい説明はhttps://www.nlpjapan.org/nlp.html)。

 ただし氏のブログを読むと、「どんな手法を取り入れているか」というとらえ方はお気に召さないようで、「手法というよりは、考え方。療法でもない」と説明されています。

考え方の偏り(禁止や抑圧考え方のゆがみ心のスネ勝手な思い込み)そこに本人に気づいていただき あと、それを変えていく「勇気」。つまり「今までの常識を破る勇気」を持っていただくことをあれやこれやとしているだけです。(一部引用)

 そして、「考え方や生きる態度を伝えるそれは、カウンセリングというより哲学や原始宗教に近いのかもしれません」とまで言及……。ん? それはやはり教祖様を目指していらっしゃる……? 当連載でよく取り上げる物件周辺も同様ですが、信者ビジネスは自分をどこどこまでも大きく見せる胆力が必須なんですね。でも傍から見ていると、つくづく正気の沙汰とは思えませんけど。

 自分を盛るというポイントで、最も笑ったのは「龍と契約」でしょうか。最近のキラキラ界隈、〈龍神〉流行り過ぎ~。おかしな大人が増えまくっている昨今の状況が続けば、そのうち〈中二病〉という言葉が消え去りそうです。

あまりに無責任なカウンセリング

 さて、肝心の「性格リフォーム」はどうでしょう。心屋氏の著書を数冊読んでみた感想としては、ご自愛系・キラキラ界隈でよく耳にするフレーズが多いなという印象。

・ダメな自分も受け入れる!
・ネガティブな感情は閉じ込めず、感じきる。口に出して言ってみる
・がんばるのはやめる
・自分中心のほうが人間関係はうまくいく
・罪悪感の源は自分の母親にある(父親はほとんど関係ない)
・お金はいくらでもあると考えて行動することが大切

 特徴をあげるなら、悩みがぶっ飛ばされた状態を「ぱっかーん体験」と呼ぶなどの造語でしょうか。突出しているのは、「ダメな自分も受け入れてあえて言葉に出してみよう!」というワークから出てくる、バリバリの反社会発言。「私はお酒を飲んで暴れてもいい」「私はスピード違反をしてもいい」「私は人をだましてもいい」etc.

 エゴを肯定されよしよししてもらうのは気持ちいかもしれませんが、現実世界でトラブルが発生しても、この人は責任をとってくれませんよね。信者さまたちにおきましてはご無事ですか?

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