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熱湯パワハラ傷害事件を受けて「熱湯風呂はアツくない」「お互いやれば笑える」と自己保身に走る芸人たち

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Thinkstock/Photo by Hemera Technologies

 「週刊新潮」2018年11月29日号(新潮社)が報じた、芸能プロダクション社長による社員への傷害事件を、多くのテレビメディアが伝えた。この芸能プロダクション社長は2年前の12月、「熱湯が入ったしゃぶしゃぶの鍋に従業員の顔を突っ込ませる」というパワハラを働き、火傷を負わせたという。

 11月22日に弁護士同席で会見を行った被害者の男性は、自らの口で事件の経緯を語り、事件前から社長にパワハラ被害を受けていたこと、過酷な労働環境に置かれていたことにも言及。2015年12月の事件については刑事告訴および民事訴訟を検討しているとのことだ。

 もはや「パワハラ」という言葉では済まされず、傷害事件として扱われるのが妥当であろう今回の事件は、テレビメディアでもクローズアップされた。しかしワイドショーなどでご意見番として出演するキャスターやタレントたちの見解の中には、妙な“自己保身”に走る者もあった。

古市憲寿氏「想像力がみんなない」

 今回の事件を特集で伝えた11月22日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、小倉智昭キャスターが「まあひとまとめで芸能プロって括られると、ますますプロダクションのイメージが悪くなるような。ひどい話だね、これ」「当時社長は25歳、若いですよね。マネージャーから始めてすぐもう独立したような社長なのかもわかりませんけど、これおそらくあまり機能してないプロダクションのような気がするのね」と推測。

 タレント活動も盛んな社会学者の古市憲寿氏は「想像力がみんなないっていうか、スマートフォンとかで(動画を)撮られているのに、それが問題だってことも気づいてない感覚もやばいと思いますし、単純に面白くないですよね。だからその面白くないことをこの芸能関係に携わる人が面白がってやるっていうのはすごいまずいと思っていて、パワハラっていう言葉より傷害とかっていう言葉に近い事件だなと思います」と見解を示した。

 国際政治学者の三浦瑠麗氏は「刑事告訴前なので、あまり社長自体を容疑者として扱ったりしませんけど、虐待であり傷害でありってケースですよね。気になったのが、周りで見ている人がお酒に酔っていたのかもしれないけど『キャー』って、悲鳴って言っていますけど、なんか面白がっているように見える声ですよね。見逃した人も同罪じゃないかな」。

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