熱湯パワハラ傷害事件を受けて「熱湯風呂はアツくない」「お互いやれば笑える」と自己保身に走る芸人たち

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坂上忍らは「これが同業なんて」と激怒

 11月22日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、坂上忍が「顔だからね。目とか鼻とか口とか大事なものがあるところなのに」「芸能事務所なのこれ?」「こんなのが同業でいるのかと思うとそれだけでヘドがでるわ」「これをパワハラって言うのもいかがなものか」と不快感を露わにし、薬丸裕英も「一緒くたにしてほしくない。こんなの芸能事務所でも何でもないよ。芸がない事務所だ」「正気の沙汰じゃない」と同調した。

 坂上は、動画で周囲の人間がはやし立てていたことを「さらに不愉快」と言い、作家の大宮エリー氏も「集団リンチですよね」「人間として生まれて尊厳があるわけだから、こういうものだと思わず逃げてほしい」と語った。フットボールアワーの岩尾望は「悪ふざけと言うのであれば、これ、顔突っ込むのがケーキであれば成立するんですよ。でも鍋に関しては何にも面白くないし、しゃぶしゃぶにしても煮立ち過ぎ。肉入れるにしてもアウトなくらい。誰も止めなかったのがほんまに不思議」とコメントした。

 『バイキング』は翌11月23日の放送でも事件について取り上げており、タレントの土田晃之も「パワハラっていう言葉で片付けていいのかなっていうレベルのことだと思いますし、僕らがいるこの芸能界で芸能プロダクションっていうのが、すべてこういう感じなんじゃないかって疑われたりするじゃないですか。こんなことありえないので、大手プロダクションとかそれぞれのプロダクションにも本当、迷惑かかってますし、社長もそうですけどあそこに参加して笑っている人、動画を撮っている人、みんなに責任があると思います」と語った。

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫は「痛い・熱いをやれば何でもウケると勘違いされている部分があるのかなと思います。痛い・熱いで笑いを取るのは相当の芸・腕・資質が必要です。素人さんがただ熱い・痛いだけで笑いを取るのは非常に難しいし、あるいはやっちゃいけないと思うんです。我々がそういう笑いを提供した責任はあるんでしょうが、素人さんには『やるな』と言いたい。芸を冒涜するものでもあると思う」「(今回の事件は)笑いを超えて暴力です。犯罪に近い、暴行・傷害のジャンルと思いますのでそっちのほうできちんと取り締まっていただきたい」と語った。

 なお、土田晃之は11月25日放送のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送日曜正午)でも、「芸能界の飲み会がみんなこうだ、芸能プロダクションがこうだ、と思われるのが本当に嫌」「こんなのはクソ大学生サークルみたいなノリ」「お店にも迷惑かかってるし」「動画撮ってるやつの気もしれない」と、怒りを見せている。

松本人志は飛び火を危惧

 一方で、11月24日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)では、ビートたけしがかつて自身が司会を務める番組の人気企画だった“熱湯風呂”に言及し、「昔だったら俺なんか相当訴えられてるんだろうな。『熱い風呂に入れた』とかって」「本当は熱くないからね、別に。あれで火傷した人見たことないから」と、ネタばらし。たしかに、皮膚が多少赤くはなっても、熱湯風呂で怪我をしたという話は聞かない。

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