
『大谷翔平 MLB新人王』(サンケイスポーツ)
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(24)が日本時間13日、今期ア・リーグの新人王を獲得した。日本選手では2001年のイチロー以来、17年ぶり4度目の快挙となる。大谷翔平の「二刀流」での活躍が、日米を熱狂させている。
13日放送の『バイキング』(フジテレビ系)はこの偉業を報じ、MCの坂上忍(51)は「二刀流で取っちゃいましたよ!」と、大谷を賞賛。お笑い芸人のヒロミ(53)も「アメリカにも認められた感じがして、嬉しいよね」とコメントした。さらに、サンドウィッチマンの伊達みきお(44)は、渡米前の大谷翔平とキャッチボールしたことがあると明かし、「嬉しいですね。あの時から、球筋が全然違いましたから」と誇らしげに語った。
しかし、スタジオの女性陣は、大谷翔平のパーソナルな部分に注目したようだ。コメンテーターの加藤タキ(73)は「まだ24歳でしょう? 息子にしたかった」とコメントし、「もっというと恋人にしたかったです」と黄色い声をあげた。
さらにYOU(54)も、「ずっと言ってますけど、誰なんだろう? 嫁」とアサッテの方向にコメントすると、元アナウンサーの高橋真麻(37)も、「後輩はいくらでもご紹介できるんですけれど」となぜか乗り気。どうやら、大谷翔平の結婚について興味津々のようなのだ。
この流れに、坂上忍が「野球選手の奥さんは女子アナっていうのはもういい加減にしてほしい」とウンザリした様子を見せたところ、高橋真麻は「高校のときにお付き合いしてた人とかだと、世の中も『良いよね』ってなりますよね」と、私見を述べていた。
大谷翔平が二刀流で新人王獲得という偉業を伝えるべき場面でのトンチンカンな一幕に、視聴者からは「大谷選手の活躍はどうでもいいの?」「余計なお世話すぎるでしょ」「関係ない話ばっかりで失礼」などと、拒否反応を示す声があがっている。選手のパーソナルな部分にフォーカスするメディアの安易なノリには、視聴者もイラつきを隠せない。
大谷選手の結婚、そんなに一大事?
新人王獲得から2週間あまり経った11月22日、大谷翔平は米ロサンゼルスから帰国。日本記者クラブで凱旋会見に臨んだ。会見では、集まった報道陣312人から質問を受けたが、ここでもある女性記者は、大谷翔平に「結婚の予定」の質問を投げかけた。
大谷は、「全くもって(結婚の予定は)ない」と苦笑。それでも記者は、「何歳くらいまでにご結婚されたいとか、ご自分のなかでありますか?」と食い下がったものの、大谷は「特にないですね」ときっぱりと否定していた。
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