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日韓合同アイドルグループ・IZ*ONE(アイズワン)のメンバー仲の良さは、重要な意味を持つ

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 オーディションの過程では、グループにわかれて楽曲披露する審査もあった。グループで歌やダンスをする以上、メンバー同士で息を合わせる必要があるし、レッスンについていけないメンバーがいたら支えなければ、審査で高い評価を得ることができない。

 言葉の壁があるなか、なんとかコミュニケーションをとろうと苦闘し、同じ目標に向かって努力する過程で、自然と韓国人メンバーと日本人メンバーの間に友情が芽生えていく。その過程は番組のハイライトとして大きく取り上げられた。

 そういった友情エピソードのなかでも特にフォーカスされたのが、オーディションを勝ち抜いて現在はIZ*ONEの一員になっているカン・へウォンと、AKB48の佐藤美波(第2回発表で脱落)だ。

 お互い言葉はあまり通じないが、厳しいレッスンを通じてどんどん仲を深めていく2人。第2回の合格メンバー発表の後、オーディションを勝ち進んだカン・へウォンがステージ上で<あなたと友だちになれて、一緒に過ごせて、本当に幸せだったよ>とスピーチし、佐藤美波が号泣するシーンは『PRODUCE 48』のなかでも名シーンのひとつとなっている。

 2人にはいまでも交流があるようで、11月26日に公開された「Billboard Korea」のインタビュー動画では、カン・へウォンが佐藤美波に<お互いそれぞれの場所で活躍できている状況が幸せです。『PRODUCE 48』の思い出が時々恋しくなります。私はいつでもあなたのそばにいるからね。つらいときは連絡してね>とビデオメッセージを送るシーンもあった。

 こういった『PRODUCE 48』の流れがIZ*ONEにも引き継がれている。

エンターテインメントには国同士のいがみ合いを乗り越える力がある

 「non-no」(集英社)2019年1月号でのインタビューでチャン・ウォニョンが<韓国人メンバーは日本語を、日本人メンバーは韓国語をできるだけ使って、話をしようと努力しています>と普段の生活を明かしているが、その様子は、リアリティ番組『IZ*ONE CHU』(Mnet)などでも垣間みることができる。

 K-POPアイドルの一般的な習慣通り、IZ*ONEもメンバー同士で共同生活をしているが、リアリティ番組では、普段の生活でもお互いの言語を使い合って相互理解を深めようとする様子がしばしば見られる。

 それは言語だけに限った話だけではなく、生活習慣や食文化といった点でもそうだ。『IZ*ONE CHU』には、韓国人メンバーがキンパの作り方や食べ方を教え、逆に日本人メンバーが梅干しや明太子の食べ方を教えたりするシーンがある。

 メンバー同士がそのように相互理解していくことは、ファンにも必ず影響を与える。

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