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ASKAが私たちから奪ったもの――愛する男を愛する気持ち、ファン仲間との楽しい時間、輝いた青春時代

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ASKA公式サイトより

 この11月、全国9都市11公演のコンサートツアー「ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-」を開催しているASKA。約5年ぶりのステージ復帰とあって、その現在を報じるメディアも多い。

 希代のアーティストが覚醒剤の使用、そして愛人との“シャブセックス”に溺れていたという衝撃的な事実が報じられたのは4年前。ASKAは覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、懲役3年・執行猶予4年の有罪判決を受けた。

 執行猶予が明けた2018年10月から音楽活動を本格的に再開しているASKAだが、ファンは4年前の騒動をどう見ていたのだろうか? あらためてファンに話を聞いてみた。

愛人の年齢にショック! 私だって付き合いたいと思っていたのに……

 2014年5月17日、7時半。ASKAは、愛人の自宅マンションから出てきたところで、捜査員の任意同行を求められた。その日、同時に逮捕された愛人とは朝4時から6時まで性行為をしていたという。

「覚醒剤使用はもちろんですが、報じられたあの男女関係の生々しさが同じぐらいショックでした。週に一度、夜中に愛人のマンションを訪ね、夜な夜なセックスをして朝になったら帰る。それを繰り返していたという話に、50代にもなってそんなことやってたのか……と。逮捕の決め手となったのも、愛人の出したごみの中に精液のついたティッシュがあって、そこから薬物反応が出たからだそうですよね。

 ASKAは、自身の奥さんや子どもなどプライベートなことはインタビューやライブMCなどでも話さず、謎に包まれた存在だった。それがあんな、倫理観のかけらもない形で明かされるなんて、本当にガッカリしました。結局、離婚もしちゃいましたしね」

 こう話すのは、42歳女性Fさん(ファン歴27年)。しかし何よりショックだったのは、愛人の生まれ年だったという。

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2018年10月に発売された『We are the Fellows』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

「愛人は1977年生まれ。私と同じ年なんですよ! 中学生からずっと好きで、私だって付き合いたい、結婚したいと思っていたのに、あの女は美人なだけでASKAの隣にいられたんだと考えると……すごくショックでしたね。私と同じように、男として彼に恋焦がれた女性ファンはすごく多かったと思いますよ」

 その2年前、「ASKAと結ばれるのはかなわないから」と、当時付き合っていた男性との結婚を決意したというFさん。事件後は、夜中にYouTubeで過去の映像を観てひとりひっそりと涙を流していたそうだ。彼女は今も、現在のASKAに向き合うことばできないという。

大切な親友との時間を奪ったASKAが許せない

「復帰してアルバムを出したことやライブをしたことは、ネットニュースで見た程度です。正直、まだASKAのことを許せていない。最近の曲も聴く気になれないし」と話すのは、41歳女性Jさん(ファン歴27年)。

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1991年に発売された、CHAGE and ASKAの「SAY YES」(ポニーキャニオン)

「ASKAのことを好きになったのは中2のとき。『SAY YES』からどっぷりハマッて、毎日がASKA一色に。チャゲアスのファンクラブにも入り、中高生のときは北関東の自宅から東京まで深夜バスでコンサートを観に来たりもしていました。

 大学時代には同じASKAファンの友達ができて、毎日一緒に曲を聴いたりPVを観たり雑誌を読んだりして盛り上がっていました。“恋敵”だけど、親友みたいな感じ。地元に戻って就職してからも、コンサートはいつも彼女と一緒に行っていて、彼女は今でも一番の友達です」

 彼女との友情をはぐくめたのは、間違いなくASKAという共通項があったからだとJさん。特にコンサートは大切な時間だった。

「ファンにとってコンサートって、年に数回あるかないかのアーティスト本人に会える日。生の歌声を聴きながら会場全体で盛り上がって、一挙手一投足にときめいて、夢のように楽しい時間なんです。それがあると思えば日々がキラキラ輝くし、コンサートの記憶を思い出すだけで幸福になれる。

 ファン仲間がいると、その幸せが倍増するんですよ。1回きりの高揚感を共有できるのも、コンサートまでは『楽しみだね』『あの曲やるかな?』『チケット届いた?』、コンサート後は『あの曲がよかった』『あのセリフにキュンときた』『やっぱり予想した通り、あの曲やったよね』なんて一緒にワクワクできる。それが本当に楽しかったんです」

 Jさんは大学時代、その友人と初めての海外旅行に出かける。それは、ASKAのソロコンサートを観に旅立った中国・上海だった。

「もしASKAがあんなことになっていなかったら、その後も彼女とコンサートに行って、あの高揚感を味わったり一緒に盛り上がれたりしたかもしれないのに……そういう機会を奪ったASKAが許せない。でももう過去は変えられませんから」

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