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「原価○○円でしょ!」ハンドメイド作品を値切られまくる店員の苦悩

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 このトピはトピ文やレスが少しわかりづらかったせいか、そこにツッコミを入れてくる流れもあり、なかなかそちらも興味深いのだが、本筋でいうと、コメントにこんな実用的なものがあった。

 「そのようなお客さん用に、いっそ自作キットでも用意してみるのはどうでしょう。材料のパーツだけ小分けにして、完成品よりは少しお安い価格にしておくのです。どうせ材料費しか払う気がないなら、材料だけ売ってさしあげましょう。『最近材料代だけで購入したいというご要望をいただくので、パーツ販売も始めました。ご自身で作れば少しお安く買えますよ。』とにっこり答えてあげればいいのです。(もちろん嫌味です。)本当なら『お求めの物ならコチラにご用意があります。ご自分で製作するのだから時間も手間もタダですよ。』と追い返してもいいと思いますけどね。一応お客様商売ですし、『あくまでお客様のご要望になるべくお応えしたいとコチラも考慮しました。』という設定で。ご自身と作品を守るために徹底的に鈍感力を発揮しちゃいましょう」

 これは良いではないか! 手芸店にあるね〜たまに、こういうの。さてこれから店はどうなるのか……その後トピ主レスはないが、無事に切り抜けられていることを祈りたい。

 コメントの中に、値切る人の心理を推測するものがあった。

 「値切ってみてそれが通った時の達成感が大好き。その感覚を味わいたい。そういう人もいると思います。値切る人は、トピ主さんのお店だけじゃなく、他でも値切っているはずです。そこでそれが通った時の快感がたまらなくて、何度も何度も経験したくて追い求めているのでしょう。何かに勝とうとしている、そういう「勝負」感覚なのだと思います。ただ店で値切ってみるだけなら「通ればラッキー」でしょうけど、SNSまで追いかけてって値切るというのは、単に「ダメ元」ではすまない執着心を感じます。その執着心の源は、「勝ちたい」という心理だと思われます。元々執念深い(よくいえば粘り強い)ところもある人なんだと思います。そういう人が値切りの達成感を知ってしまうと、どこまでもどこまでもその成功体験を追いかけるのでしょうね」

 作家さんのSNSまで追いかけるという執着心は恐ろしすぎやしないか? その自分の人件費を考えただけで、お金出して買った方が早いと思うのだが。これもひとつの「勝負」なのかもしれない。

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