『中学聖日記』ついに有村架純が逃避行!! 急すぎる愛の船出は「ハッピーエンド」に続くのか

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いよいよ始まってしまった愛の逃避行

 黒岩は郵便物の中に、5歳のときに離婚した父からの手紙があるのを発見していた。後日、黒岩は、父親のことを相談しようと聖の前に再び姿を現す。しかし聖は、美和の一件のこともあり、「問題が起きてるの。3年前の黒岩くんとのことが原因で」と再び会話を拒絶する。「もう関わらないで」と冷たい態度をとる聖に、黒岩は「僕なら、過去をなかったことにしない。できない。起きたこと全部大切だから忘れません!」と絶叫。「僕、ちょっとがっかりしました、先生に」と言い残し、去って行くのだった。

 ショックを受けた黒岩は、父からの手紙を手掛かりに「山江島」に旅立つ決心をする。母・愛子には、「今までお世話になりました。さようなら」と書かれたメモだけを残して……。その夜、聖が残業していると、突然学校の電話が鳴る。聖が電話に出ると、「先生? 僕の声聞こえてますか?」。黒岩だった。

 聖が残業してなかったら、聖がその電話を受けなかったら成立しない場面だが、恋愛ドラマとはそういうもの。黒岩は先日とはうってかわって穏やかな口調だ。「謝りたくて。このあいだはすみませんでした。勝手に突っかかって……。さよなら、先生」と言い残し、現在地を告げず電話を切る黒岩。しかし、聖は電話越しに聞こえたアナウンスから、黒岩がフェリー乗り場にいると気づく。

 いてもたってもいられなくなった聖は、野上の誘いを振り切り、タクシーに飛び乗ってフェリー乗り場へ。今にも出航しそうなフェリーに乗り込む黒岩の姿を見つけ、聖はギリギリで飛び乗ってしまう。このまま愛の逃避行か――。

 何度断ってもしつこく追いかけてくる黒岩をあれほど拒否していた聖が、黒岩が去ろうとすると今度は追いかけ、勢いでフェリーに乗った。3年前のキス以来、くすぶり続けていた恋心がついに衝動化したといえる。ようやく聖が自分の気持ちを自覚したことで、視聴者からは「やっと見たかった展開になってきたー!」「聖、もうこうなったらいけるとこまで突っ走れ!」「このまま結ばれてほしい」などと、歓喜&応援の声が続出。このまま結ばれる展開は……ありえるのだろうか。

 今回の物語は、美和とその娘・橘彩乃(石田凛音)のエピソードが大部分を占めていた。さらに、勝太郎(町田啓太)も原口(吉田羊)にプロポーズをしているが、こちらも聖や黒岩とは全く関係がない。群像劇といえばそういう側面もあるのかもしれないが、本筋から逸れた場面が多すぎて、じりじりと不満を感じていたところに、まさかの愛の船出。このラストシーンは、視聴者に十分なカタルシスを与えたようだ。今回は自己最高視聴率7.5%をマークしている。

 年の差自体はそれほどでもない……といってもまだ「大人」と「高校生」の聖と黒岩。「担任教師」と「中学生」よりはマシな状況になったが、出発点がそこなだけに周囲の反対は根強い。世間の目から逃れた「山江島」で、ふたりは恋心を燃え上がらせていくところまでいってしまうのか――。何がどうなれば「ハッピーエンド」なのかも、正直わからない『中学聖日記』。しかし、物語は終幕へ向けて大きく動き出した。

(ボンゾ)

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