上沼恵美子批判のとろサーモン久保田、スーマラ武智はテレビを“干される”のか

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(左)とろサーモン・久保田/(右)スーパーマラドーナ・武智(ともに公式Twitterより)

 12月2日に生放送された『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の後、流出した動画による騒動が尾を引いている。

 決勝7位となったお笑いコンビ、スーパーマラドーナの武智正剛と、昨年優勝のとろサーモン・久保田かずのぶが、審査員の上沼恵美子(63)を批判した動画だ。

 2日、『M-1グランプリ2018』後に出演芸人たちが集った打ち上げの酒席で、泥酔した様子の久保田は漫才についての情熱を吐露し、“右側の審査員”に対して物言いをつけた。

 「すんません、酔ってるから言いますけど、そろそろもう(審査員を)やめて下さい」
 「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください。一点で人の人生変わるんで」
 「お前だよ、いちばん、お前だよ! わかんだろ、右側のな」
 「めちゃくちゃ申し訳ないけど、審査するってことはさ、演者と一緒で同じ熱量で点数同じだって思いたいやん、演者やから。アンタがつけた点数とこっちが思った点数一緒でありたいやん。これが、格差が生まれたら違うやん。それを、私が好き~とか言い出したら、もう」

 動画を撮影していた武智も、「言うた! 右のオバハンや。いや、右のオバハンにはみんなうんざりですよ」「更年期かって思いますよね」……と、これに追随。いわずもがな、審査員席で一番右に座っていたのは関西の女帝・上沼恵美子だ。

 この内輪の愚痴大会の様子を、なぜか武智はインスタライブで配信。動画はすぐ削除されたもののネットで拡散した。

 4日朝、久保田と武智はそれぞれTwitterを更新し、この動画の存在を認めて謝罪した。

 久保田は「この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしまい申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます」と投稿。また、武智も「昨日の僕の醜態について、上沼恵美子さん、 M-1に携わる方々、すべての方々にお詫びしたいです。申し訳ございませんでした」と、陳謝している。

 一方、渦中の上沼恵美子(63)は3日の時点で、『M-1』審査員辞退の意向を示した。ラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)にて『M-1』について言及し、「松本人志さんに『ぜひ上沼さんに(審査員をしてほしい)』と言っていただいていることが光栄でございます」と前置きしたうえで、「私みたいな、こんな年寄りがね、ポンっと座って偉そうにしている場合ではないんですよ。だからもう、私は引退します。審査員は引退しますけど。むしろ出たいですね」と発言。『M-1』の審査員を引退すると宣言している。

コップのフチから溢れた不満

 結果として、上沼恵美子に引導を渡した格好になった久保田と武智。一部では、久保田と武智に「よく言った!」と賛同する声もある。『M-1』での上沼の採点方法に疑問を持った視聴者も多かったようだ。

 たとえば、上沼がファンを公言しているミキに高得点をつけたことや、ジャルジャルに対して「ファンなんですが、ネタは嫌いや」と発言したことは、放送直後から「贔屓している」「好き嫌いで点数をつけるのはどうか」と視聴者の間で物議を醸していた。

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