キャリア・仕事

副業には3つのタイプがある 短期的なアルバイト・小遣い稼ぎか、長期的な視野でやるか

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副業ブームって、どんな副業を指しているの?

 さて、今の副業ブームですが、この3つのタイプのうちのどれを指しているのでしょうか? 政府は特に「起業準備(ビジネスオーナー型)なら良い」とか「アルバイトを推奨」などの指定はしていません。一方、各企業においては、副業容認の条件を細かく指定しているところがあるようです。

 たとえば、ある大手旅行会社では、「就業時間外に個人の技能を生かし業務委託や個人事業主として働くことを認める」としていますし、衛生用品の大手メーカーでは、「副収入を得るためのアルバイトは認められず、個人のスキルアップにつながる副業に限定」としています。つまり、「3.ビジネスオーナー型」が推奨されているのです。

 なぜそうなるのかといえば、「自由度」と「クリエイティビティ」でしょう。会社にとって副業解禁のメリットは「従業員の能力向上」のはずです(賃金の下押し圧力として利用されないように祈ります)。自分がオーナーとして仕切れる仕事は自由度が高く、その場にいなければいけないアルバイト型の労働とは働き方も感じる疲労度も違います。また、決まった作業、言われたことをやるだけの単純労働とも異なり、自分で考え実行していく「志事」は確かな自己成長につながります。

 私自身は、世の中の現状は、まだ「1.アルバイト型」や、「2.お小遣い稼ぎ型」を選択する人が多い印象を持っています。  長時間労働が是正される動きが進んでいますが、残業代が減り、賃上げが十分でない状況で副業が解禁されれば、複数の仕事を掛けもつ人が増えることにつながります。特に「1.アルバイト型」を選択する人が増えれば、時代に逆行する動きになるのではないかと、ちょっぴり心配です。これも私個人の意見ですが、やはり、副業は家族や自分自身を幸せにするためにやるもの。そのためにも、「3.ビジネスオーナー型」の副業を選択して頂きたいと思っています。

あなたも副業を始めてみよう!

 さて、第1回では副業の概要について書いてみました。皆さんが知りたいことは、まだまだたくさんあると思います。たとえば、「うちの会社は副業禁止だけど、どうしたらいいの?」、あるいは、「ビジネスオーナーは良いけど、何をしたらいいの?」、「いつか起業したいのだけど、リスクが怖い!」などなど。

 今後、さまざまな切り口で起業や副業について書いていきます。何から始めたら良いのかなど、簡単にご紹介していけたらとも思っています。この連載をきっかけに、「幸せになるための副業」に挑戦してくれる方が増えることを願っています。

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