あびる優の育児にバッシング 「アル中残飯女」の誹謗中傷もわく異様さ

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「母性神話」を崩壊させるための発信は必要

 Instagramを見る限り、あびるは出産後も自分の時間を持つことができ、旅行や飲み会やおしゃれを楽しんでいるように見える。「母親だからこうあらねばならない」という強い規範意識もあまり感じられない。そのように見えるあびるに好感や共感を抱くユーザーもいるだろうが、しかし、「母親より女でいたいんだね」と嫌悪感を抱いくユーザーも一定数いることがわかる。

 ただ、夫も家族も育児に“協力”してくれず、「子どもにはママが一番でしょ」と押し付けられる環境にいて、しかしその理屈に納得できない育児中の女性にしてみれば、あびる優が「子供を愛している」と発言することに心底苛立つものかもしれない。あびる優に限らず子持ちの女性芸能人、いわゆるママタレたちが、協力者や理解者のいる中で子育てを行い、潤沢な予算もあり、旅行や外食や飲み会やおしゃれを楽しんだりして、それをInstagramに投稿していたら、「この人たちは自分のようにちゃんと子育てしていないのに、ママを名乗っていておかしい」と憤りを覚えることもあるだろう。

 しかしあびる優をはじめとした子持ちの女性芸能人たちが「ママだって自由な時間を持っていいはずだ」とか、「完璧な子育てなんて出来ない」と、個人的な意見を広く発信することには意味がある。彼女たちには知名度があり、議論につなげる力もあるからだ。たとえば有名なママタレントが「実は子供をかわいく思えない時があるけれど、いろいろな方法で解決してきた」と吐露するとき、その言葉に支えられる一般の親がどれだけいるか。

 あびるも11月29日の投稿では、待受画面を長女と写した2ショット写真にして「携帯を開く度にますます愛しい気持ちになるように」「PS と、言いつつ、、娘を叱った時や娘に嫌気がさした時に、気持ちを落ち着かせられるように(本心)笑」と綴っており、共感を覚える親も多いのではないか。

 もちろん虐待で子を死なせてしまう親も世の中にはおり、現在も昨年10月に埼玉県桶川市で三男を放置死させ保護責任者遺棄致死罪に問われている両親の裁判が行なわれている。母親はオンラインゲームに夢中で、父親は出会い系サイトにはまっていたという。幼児が親により殺害されるいたましいニュースも後を絶たない。

 しかし一方で、子育ての不向きを感じて思い悩んでいたり、虐待こそ加えていないが子供への愛情不足を感じて罪悪感に苛まれたりといった親たちもいるわけで、そうした層の抱える苦しみの一因に、理想化されすぎた「良い親像」、特に「母親像」があることは否定できないだろう。「母親も人間なのだ」という当たり前のことを伝え、母性神話を打ち崩す意味でも、タレントの発信能力は重要だ。

 あびる優とその家族がどのような日々を送っているか、インスタ情報だけで判断することはできない。選別された断片的な情報だけでは、それを良いとも悪いとも結論づけられないだろう。そもそも外野が気軽にジャッジして辛辣な言葉をぶつけてよいのか、という問題でもある。安易に「通報しよう」などとコメントするものではない。そして彼女の娘には、あびるという母親だけでなく、父親、祖父母、親の友人や仕事仲間、スクールの先生など他の大人たちとの関わりもあるはず。もしあびるの育児に重大な問題点があるとしたら、インスタから断片的な情報を得ているだけのネットユーザーよりも、身近な人間が指摘し、支えようとするだろう。そうであってほしい。

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あびる優の育児にバッシング 「アル中残飯女」の誹謗中傷もわく異様さの画像2 ウェジー 2018.01.22

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