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『SUITS/スーツ』織田裕二を苦しめる「主役以外はダメ」という“呪縛”  鈴木保奈美との“禁断の共演”でも…

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織田裕二を苦しめる「主役以外はダメ」という呪縛 鈴木保奈美との禁断の共演でも話題だった『SUITS/スーツ』が低迷したワケの画像3

俳優・織田裕二の公式サイトより

“主役”以外も考える時期に来た織田裕二という役者

 一方、「もはや織田裕二のドラマで数字は取れない」と分析するのは某テレビ局のプロデューサーだ。

「十分実績を積み上げてきた織田さんですが、すでに50歳。海外ドラマのリメイクとはいえ、『月9』で主役を張るには無理があります。『踊る大捜査線』シリーズ以降の織田さんは、次なる代表作を模索し、外交官・黒田康作の活躍を描いた映画『アマルフィ 女神の報酬』こそ興行収入36.5億とヒットしたものの、ドラマ化された黒田康作シリーズとしては尻すぼみ。『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)では『相棒』の杉下右京をかなり意識したキャラ設定に批判が集中、数字的にも大コケでした。

 最近では、視聴率に縛られないWOWOWで主演をやってましたが、決して代表作とはいえない仕上がりです。そもそも、40歳を過ぎても主演にこだわりすぎると、やがて仕事がなくなるのが日本のドラマ業界。長らくドラマや映画の主役を張り続け、企画や脚本にも口を出すことで有名な織田さんですが、そろそろ主役以外の役を受け入れる時期が来ているのかもしれません。悪役とかヒロインの父親役とか、織田さんならいくらでも新境地を開拓できると思います」

 思えば、『東京ラブストーリー』の大ヒットで「月9」という呼び名が生まれ、以降「月9」は、ヒットドラマになることをなかば“義務化”されてしまった。そんなエポックメイクな作品で世に出た織田裕二が、まさに今、「月9」においてその役目を終えようとしているのかもしれない。

(文/藤原三星)

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