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松本人志『ドキュメンタル』でホモソーシャル的お笑い界に抗する女芸人たち

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『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン6

 11月30日から、ダウンタウン松本人志がホストをつとめるネット番組『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン6』(Amazon Prime Video)の配信が開始した。

 2016年11月に登場したドキュメンタルは、Amazon Primeのオリジナルコンテンツであり、ホストをつとめる松本人志の招集を受けた10人の芸人たちが密室に閉じ込められ、12時間をともにするうえで笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ちというルールだ。芸人たちは参加費として100万円を持参しており、かつ優勝すれば1000万円を手にすることができる。

 現在放送中のシーズン6に出演する芸人は、FUJIWARA・藤本敏史、陣内智則、スリムクラブ・真栄田賢、千鳥・大悟、村上ショージ、ジミー大西のほか、森三中・黒沢かずこ、ハリセンボン・近藤春菜、友近、ゆりやんレトリィバァら、実力派の女芸人が多数参加している。これまでは女性不在、もしくは1人(season2の大島美幸、season4の黒沢かずこ)だけの参加だったため、4人の女芸人が参加することは、今回の大きな特徴だ。

 ホストの松本人志も、「今回は女子多め」「全員女子でも良かったけど、男子も入れてみた」などと、女芸人を意識したコメントをしており、仕掛け側も新たな化学反応を期待していることは明らかのようだ。といっても「男子」のほうが人数は多いが。

 さて、ドキュメンタルはまず参加芸人の顔合わせからスタートするのが恒例だが、今回スタジオにいちばん乗りしたのはゆりやんレトリィバァ。次に、不安げなようすの黒沢が現れたが、ゆりやんと顔を合わせるなり「嬉しい。男社会だったから、女子がいるから嬉しい」と安堵したようすを見せた。

 その次に現れたのはハリセンボン・春菜であり、スタジオの空気は至極なごやか。その後は、男性メンバーも続々と落ち合うことになるが、黒沢は「男尊女卑があまり感じられない人を集めたんじゃない?」と分析。近藤も、「たしかに。女子芸人っていう風にみないというか。ちゃんと芸人として(見てくれる)」とコメントしている。芸暦を重ねたふたりにとっても、男性芸人との仕事について、思うところがあるようだ。

 ゲームがスタートしてからも、女性たちが結束するシーンが見受けられた。序盤、腹を減らした藤原が、「女子お料理できたら」と促すと、陣内も「せっかく女子がおるしな」と同調。しかし春菜は憮然とした表情で、「女子女子女子女子ってさあ! 女がメシつくると思ったら大間違いだからな! 女はメシつくっとけ、女は洗濯しとけ、女は掃除しとけ?」と反発する。

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