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元信者が語る「私が心屋仁之助のカウンセリングを辞めたワケ」

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 直接受けたものではないにせよ、前回の記事で取り上げた、心屋氏の〈ひどい子育てアドバイス〉にも、違和感を覚え続けているN代さん。

N代「私がのめりこんでいた当時は、メルマガが情報源でした。そこでぢんさんの離婚話や、お子さんともうまくいっていないと感じさせるものがチラホラと出てきていましたから、『お母さんが幸せになる子育て』という本の存在に、びっくりです。本では一応、自分はお世辞にも子育てに成功したとはいえない、でも、多くの人の問題解決をしてきた中で出した答えという前置きがあるようですが、それでもあなたが言うんですかと。私がメルマガを読んでいた当時は民間のカウンセラーというと自分のことを明らかにしているケースが多かったんですが、ぢんささんの場合は、ご自身の離婚や子育てのことにはほんのちょっと触れる程度。あまり話していらっしゃらないことにも、不信感を抱きます」

母を喜ばせたい一心だった

 ところが同書は全くの的外れというワケではなく、納得できる部分も一部あると言います。「こんな子に育って欲しい」という母が抱く理想こそが、子どもに呪いをかけているという心屋氏の解説が、N代さん自身と一致するのだとか。

N代「母はとても過干渉な親で、まさに『自分の思い通りの子どもを育てたい』という親でした。小さいころのわたしはそんな母の期待に応えたくて、すごくいい子でいようと頑張ったんですよね。ところが、受験して私立中学に入ったあたりからです。突然『もう自分の好きにしろ』と、突き放されたんです。それまで母を喜ばせたくて必死に頑張ってきたのに、心が折れたような感覚です。母にもいろいろ苦労があったようですが、子どもには全く理解できません。突然態度が変わったことだけでなく、神道系の新興宗教にハマっていたり、マルチに手を出していたり、子どもの目からみても迷いの多い母で、今なら母の苦労も理解できなくありませんが、当時はまだ子供ですから混乱させられましたね」

毒親から全力で逃げる既婚女性を応援したい、「荒れている長女」の生活より荒ぶる母が怖い小町トピ

 トピタイトルにつられ本文を見てみると、タイトルの内容と全然違うことが書かれていてびっくり……小町ではこうしたことがよくある。つまらなそうなタイトル…

ウェジー 2017.10.01

 同書では、違うタイプの親子はもともと通じ合うのが難しいのに、「私ががんばると、お母さんが喜んでくれた」と無理させてしまうことが、呪いである。それを解消するには、子どものあるがままを認め、それでいいよと言い続ける。ある意味ほっとく。さらに自分のイライラを解消するために、やりたくないことはせず(家事なども含む)、自分優先、自己都合でガンガン行こう! とあります。

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