エンタメ

ゆりやんレトリィバァが『ドキュメンタル』で局部露出 女性芸人のハダカは笑えるか否か

【この記事のキーワード】

芸人も視聴者も度肝を抜かれた“ゆりやん乳首ショック”

 しかし、ゲーム後半からは事態が一変する。突如、ゆりやんが露出度の高い星条旗柄の水着姿で登場し、ほかの芸人たちを面食らわせた。さらに水着がズレてしまい、ゆりやんの右乳首が露出(※動画では編集によって隠されている)。どのような反応が正解かわからなかったのだろう、場は静まり、さすがの陣内や藤原もイジるどころか直視できずにいた。

 続けて、ゆりやんの舞踊に合わせて友近が音頭を取る即興ネタが披露されたが、ゆりやんが舞うたびに水着はズレて、右乳首がむき出しになってしまう。ゆりやんが着替えるまで、片乳首は見え隠れする情況にあった。

『ドキュメンタル』のゆりやんショック――女性芸人の局部露出は笑えるか否かの画像3

水着に着替えたゆりやん(『ドキュメンタル』公式Twitterアカウントより)

 ゆりやんの一幕が、男芸人たちの下ネタ熱に火を点けたことはもちろんだが、女芸人たちも次々と露出度の高い衣装に着替えて下ネタに走り出した。たとえば、テニスウエアでスコートを履いた友近が、真栄田が露出させた睾丸をつま先でいじり倒し、「15-0(フィフティー・ラブ)!」などとゲームカウントするくだりまで飛び出している。

 そして、ゆりやんの快進撃は留まるところを知らなかった。タイムアップが差し迫り、窮地に追い込まれた芸人たちが焦り出すなか―――髷を結い、さらしを巻き、力士に扮したゆりやんがおもむろに登場したのだ。上半身は裸であり、両の乳首は丸出しだ。

 この瞬間、ゆりやんの暴走に全員が度肝を抜かれたが、松本人志も舌を巻き、「はい、もうコイツの優勝!」と宣言。「普通に乳出しとるがな!」とツッコミながら大爆笑。全てを圧倒する両乳首が決め手となり、ゆりやんの優勝でゲームは幕を閉じるのだった。

 今回の戦いについて、松本が「女芸人舐めんなよってのが伝わってきた」と総括したとおり、ゆりやん、そして友近の活躍はとにかくすごかった。SNSの感想をさらってみると、「ゆりやんの芸人魂がまじですごすぎる」「正直あそこまで突き抜ける事が出来るとは思ってもみなかった!」「ゆりやん、尊敬してます!」と、ゆりやんの健闘を讃える声が続出している。

「男女が互いに裸になること=平等」なのか?

 しかし一方で、有料ストリーミング番組内とはいえ、また編集で処理されているとはいえ、セクシービデオではない動画において女性の乳首が公然と露出されたことに驚き、ショックを受けたという声も多い。ゆりやんのファンであり、贔屓目に見ていた筆者も、そのひとりだ。

 前述したとおり、ドキュメンタルでは男芸人による体を張った下ネタが横行している。男の下半身は、なかば強力な“武器”であるともいえるだろう。だからこそ女芸人たちはホモソーシャル的な笑いに与することができず、臍を噛んできた。イチ視聴者としても、もどかしさにやきもきしていたほどだ。

 しかし今回、ゆりやんは乳首を露出させるという手段を用いて、(文字通り)男根が支配するドキュメンタルの空間に風穴を開けた。さらに優勝まで勝ち取ったことで(ちなみに、初の女性優勝者だ)、男芸人たちに一矢報いたことになるだろう。筆者も、ゆりやんの優勝、それ自体にはカタルシスを覚えたが――ひるがえせば、女芸人が男と張り合うため、勝つためには、乳首を露出させるしかない――という、ひとつの解がここに示されたことになる。

1 2 3

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。