上沼恵美子、とろサー久保田どころじゃないガチで嫌いなタレントとは?

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 その放送作家いわく、「彼女(上沼)は近寄れない存在で、限られた作家やプロデューサーとしか付き合っていませんね」。記事では上沼を女帝たらしめる権力について言及されており、在阪の番組関係者は、「上沼さんが共演をNGにしているタレントは多く、収録後に“あの人、本音で喋らないからイヤ。もう二度と呼ばないで”とスタッフに伝えるのなど、日常茶飯事なんです」(「週刊新潮」より引用、以下同)という。

 さらに、「NGになるのはスタッフも同じ。(略)徹夜続きのADがつい船を漕いじゃったりすると、“あの子、なんなの。もう番組に出入りさせないでちょうだい”となって、そのADの人生がそこで終わる。」(同)……。

 一方で、キングコングの梶原雄太は上沼のお気に入りだ。冠番組『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)にたびたび起用されているが、その理由について番組関係者は「(梶原は)上沼さんが嫌いそうな女性タレントをパッと見抜き、いじって笑いに変えたりする。その器用さが評価されているんです」(同)と分析している。

 関西テレビ界における上沼の権威がひしひしと伝わってくるが、一方で、裏で繰り広げられる忖度合戦を想像すると、ゲンナリしてしまう。ひるがえせば、上沼の意向ですべてが決まる不健全な状態といってもいいだろう。

 動画を公開した武智の行動は愚かだったといえるが、なぜ彼らが上沼に対して反感を持ったのか――騒動の原因はここ、つまり関西における上沼への忖度合戦にあったのではないか。

上沼恵美子が本当に嫌いな芸能人は……

 そもそも上沼といえば、同業者に対しても、好き嫌いが激しいことでもとから有名だった。上沼には共演NGリストには多数のタレントが名を連ね、上沼の心証を気にしてテレビ局側が忖度する……というのは有名だ。ちなみにこの共演NGリストには、清水アキラ、小柳ルミ子、古舘伊知郎、小室哲哉……などの名が挙がっている。

 明石家さんまとは、90年代、『さんまのまんま』(フジテレビ系)に上沼がゲスト出演した際にひと悶着あったようだ。収録時間が早まったことに不満を抱いたさんまが、「なんでこんなに収録早いねん! 今日のゲスト誰やねん? おかげで寝不足や!」と怒鳴り、上沼の耳にも入った。以降、ふたりが長きに渡って不仲だったことは有名なエピソードだ。ちなみに上沼は2016年に同番組に出演し、22年ぶりに和解している。

 上にあげたタレントはいずれもビッグネームだが、上沼の持つ権力がいかに強大かをかんがみれば、上沼のムシの居所次第で格下や若手が干されてしまう懸念もあり、周囲のスタッフが特に気を配らねばならない。

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