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日本人の体からもプラスチックが発見された! プラスチックストローの廃止は本格化する?

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Thinkstock/Photo by Maor Winetrob

 大手企業で足並み揃えて取り組みをスタートし始めた、使い捨てプラスチックストローの廃止。

 たとえば、セブン&アイフードシステムズが展開する「デニーズ」は、2019年2月末までに全店舗でプラ製ストローを廃止。日本ケンタッキーフライドチキンは、プラ製ストローの代替品を検討している。同じく、定食店「大戸屋」を展開する大戸屋ホールディングスも、全国約350店舗で代替品への切り替えに踏み切る予定だ。

 プラスチックごみの海洋汚染は世界的な問題だ。5mm以下の微細な粒「マイクロプラスチック」は世界中の海に広がり、魚や貝、海鳥の内臓から見つかっている。

 今年10月20~24日にウィーンで開催された「欧州消化器病週間」では、マイクロプラスチックが人間の体内にあることを示す、初の証拠が報告され注目を集めた。 

日本人の体からもマイクロプラスチックが!

 報告したのは、ウィーン医科大学(オーストラリア)のPhilipp Schwabl氏らの研究班だ。彼らは欧州及びアジア諸国からのボランティア被験者8名(男性5名・女性3名)の協力を得て、提供を受けた糞便を解析した。

 その結果は、8名全員の糞便から、ヒトの毛髪の直径に当たる50~500µm前後のマイクロプラスチック片が見つかった。日常生活で無自覚のうちに、体に取り込んでいたことになる。

 今回、発見された量は、人糞3.5オンス当たりで平均約20片。10種のプラスチックのうち9種のマイクロ片が認められた。さらに、それらの95%以上が、いわゆる「食品包装」や「食品保存」を目的に用いるプラスチック製品に由来することもわかった。

 8名のボランティアは、オーストリアを筆頭に英国・オランダ・イタリア・フィンランド・ポーランド・ロシアに加え、日本人も含まれていた。各参加者には、糞便検査期間の1週間前から日々の食事内容の詳細を記録してもらった。

 その飲食記録を検証したところ、参加者全員がプラスチック包装材で覆われた食品類を口にし、プラスチック製のボトル入り飲料を摂取していた。また、8人中6人が海で獲れた魚類を食べていた。こうした彼らの飲食傾向に特殊性や個性はなく、ごくありふれた食事情といえる。

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