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宇垣美里アナを「扱いづらい」と干した? TBSの計算違い

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『アフター6ジャンクション』Instagramアカウントより

 女性アナウンサーはこれまで、様々な「色」をつけられてきたが、最近、何かと妙な取り上げられ方をしているのがTBSの宇垣美里アナウンサーだ。同局で小林麻耶、田中みな実がつないできた「ぶりっ子路線」を継承するかと思いきや、彼女は違った。賢いぶりっ子は賢さを隠すが、宇垣アナは聡明であることを隠さず、臆せずに自分の意見を伝える。

 しかし先日、「女性自身」(光文社)が宇垣美里アナウンサーについて、世間では絶大な人気を持つものの、局内の評価は真逆で“扱いづらい存在”であるがため出演番組が増えない、と報じていた。

 ORICON NEWSの企画「好きな女性アナウンサーランキング」では9位にランクイン、「週刊プレイボーイ」(集英社)や「クイックジャパン」(太田出版)の連載も好評の宇垣アナだが、TBS関係者いわく「アナウンス技術に関しては問題ないんですが、出演番組は多くありません。というのもタレントとの熱愛の噂が浮上したり、番組降板の際にコーヒーをぶちまけてブチ切れたといわれるなど“扱いづらい存在”となっている」のだという。

 「番組降板の際にコーヒーをぶちまけて……」というのは、今年3月に「週刊現代」(講談社)が報じたエピソードのことだろう。ジャニーズタレントの交際が報じられた宇垣アナが『あさチャン!』の降板を言い渡され、「どうして私が降板しなきゃならないんですか!」とプロデューサーに詰め寄り、紙コップのコーヒーを投げつけた……と、宇垣アナの“暴走”を伝える内容であった。

 プライベートな恋愛が取り沙汰された挙句バッシングを受け、レギュラー番組も降板となれば、理不尽極まりない話で、宇垣アナが納得できず怒るのも無理らしからぬ話だと思うのだが、しかし、このような理不尽こそが今のテレビ業界の“常識”なのであろう。また、一般視聴者にも「“そういう世界”だとわかっていて、女子アナになったんでしょ?」と冷めた感覚を持つ人は少なくなさそうだ。

 アナウンサーは会社員のはずだが、タレントとの恋愛(自ら公表したわけではなく勝手に週刊誌に撮られただけだが)は業務に差し支えるため、異動を命じるに足る充分な理由ということなのだろうか。理不尽な仕打ちに反発したら“扱いづらい存在”といわれるとは、テレビ局とはどれだけ旧態依然とした組織なのか。

 宇垣アナは“扱いづらい存在”で、たとえ理不尽な命令を受けても逆らわず恋愛“スキャンダル”もない女性アナウンサーなら“扱いやすい存在”だというのなら、どこまでも舐められているとしか思えない。宇垣アナは自らの考えをしっかり表明できるアナウンサーであり、扱いづらいどころか貴重な存在ではないだろうか。

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