エンタメ

RADWIMPSがマスコミのプライバシー侵害を糾弾…川谷絵音、星野源も怒りを表明

【この記事のキーワード】

芸能マスコミにメンタルを壊された星野源

 「PAPARAZZI~*この物語はフィクションです~」で野田洋次郎は<人間不信 情報不信 頭がおかしくなりかけた/それでもさ、笑うのか? あんたらにゃ何も伝わらんか>とも歌っているが、芸能マスコミや世間の声を受けて本当におかしくなってしまったのが星野源だ。

 星野をおかしくさせたのは、2016年末の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)以降に起きたお茶の間での大ブレイクだった。

 『逃げ恥』ブームの後に起きた精神的な危機について星野は「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)2018年12月号掲載のエッセイで明かしている。

 エッセイによれば、『逃げ恥』ブームの後、行きつけのカフェに待ち伏せするファンが現れたり、買い物中に道行く人からスマートフォンで盗撮されるといったことが起こり始めた。また、家の前には窓にスモークのかかった車が止まるようになり、仕事帰りにはパパラッチの車が後をつけてくるようになったという。

 プライバシーを著しく侵害される状況だが、星野自身は当初そういった迷惑行為を<嬉しいことばかりだった>と振り返る。嫌がるどころか、むしろブームの渦中にいる喧噪を楽しんでいたという。

 しかし、そんな日々は長くは続かない。2017年に入ったあたりから、メディア上でつくられる「陽」なパブリックイメージと、本来の自分との乖離が激しくなるにつれ、彼の心は闇に包まれるようになっていく。

<仕事では楽しく笑顔でいられても、家に帰って一人になると無気力になり、気がつけば虚無感にまみれ、頭を抱え、何をしても悲しみしか感じず、ぼんやり虚空を見つめるようになった。
 それは日々ゆっくりと、少しずつ増殖するウイルスのように、僕の体と精神を蝕んでいった。
 声をかけられることが恐怖心となり、街では誰にも見つからないように猫背で顔を隠し逃げ回り、ベランダに出ることさえも怖くて怖くて晴れた日でもカーテンを閉めるようになった>

 それは人間関係にも悪影響をおよぼし始める。続けてエッセイではこのように綴っている。

<自分の楽曲とは裏腹に恋とは縁遠くなり、女性を口説くことも、女性がいる場に行くことも恐ろしくなった。
 訳のわからないタイミングで涙が出るようになり、目の前に水の入ったコップがあれば壁に投げつけたい衝動を抑えるようになり、誰かと話していると、いまこの人に唾を吐いたりすれば全てが終わるのかなと妄想しては、心の中で首をブンブンと横に振った>

1 2 3 4

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。