「あおり運転」被害に遭ったらためらわず通報して 年末年始の帰省や旅行先でも注意

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 チューリッヒ保険会社が今年9月に行った調査によれば、なんと7割(70.4%)もの人が、あおり運転に遭ったことがあると回答している。被害の実態をみてみると、「追い越して前方停止で進路をふさがれた。千円を搾取された」「目の前に急停車して降りてきた」「オープンルーフから物を投げつけられた。最後は空ビンでフロントガラスにひびが入った」などと、常軌を逸した犯行が明らかとなっている。あおり運転が厳罰化されるとあっても、どこまで抑止力があるかは不透明だ

 同調査では、「あおり運転された時にとった対処方法」について、「道を譲った」(57.0%)という回答が最多で、次に多いのが「何もしなかった」(16.6%)となっている。警察庁はホームページ内で、<危険な運転者に追われるなどした場合は、サービスエリアやパーキングエリア等、交通事故に遭わない場所に避難して、ためらうことなく警察に110番通報をしてください。>と、あおり運転被害に遭った際には通報することを強く推奨している。しかし、「警察に通報した」という回答はわずか1.8%と、非常に低い結果に留まった。

 一般的に、あおり運転対策としては、ドライブレコーダーの設置することが効果的と言われている。もしもの時には犯行を一部始終録画することができるし、被害の予防にもなり得る。しかし同調査で「ドライブレコーダーやスマートフォンで撮影した」を対処方法に挙げた人は5.5%と、こちらも現状、低い結果となっている。

 あおり運転の被害を防ぐためには、一般ドライバーの防犯意識も大切だ。もしもの時のためにドライブレコーダーの設置を検討することも大事だが、まずこの年末年始で万が一あおり運転の被害に遭ったら、ためらうことなく警察に通報することを念頭においておこう。

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