社会

「男女平等度ランキング」でまたもG7最下位の日本、マスメディアの男女格差こそが問題との指摘

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それでも「希望」はある

 以上見てきたように、市井の人々の生活に強い影響を及ぼすテレビの世界でも、男女格差の問題は根強く残っている。これでは日本社会も男女平等の方向になかなか動いていかないだろう。

 かといって未来に「希望」がないわけではない。前掲「ハフポスト」で長野智子氏はこのように語っている。

<テレビドラマでもジェンダーの問題が描かれるようになったり、確実に30年前より意識は変わってきている。その中で生まれてくる新しい世代の人たちがいるわけですよね>

 一歩一歩の進みは遅くとも、それでも着実に前へ歩みを進めていけば、いつか、子どもや孫の世代で男女格差のない社会を実現することができるかもしれない。

 だからこそ、たとえすぐには結果に結びつかなくとも、いま目の前にある問題について指摘し、しつこく議論し続ける必要があるのだ。

(倉野尾 実)

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