お散歩感覚で「カラスの神様」に会える、新宿十二社 熊野神社

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八咫烏も生のカラスもランチも堪能できる、超お得スポット

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 八咫烏に会える分社といえば、たとえば都内なら新宿区の「十二社 熊野神社」。こちらは新宿中央公園の一角にあるがゆえに、公園の「生きたカラス」まで観察できちゃうという超お得なスポットだ。(公園のカラスの面白さについては、第1回記事をご覧ください)

 新宿副都心にほど近いオフィス街なので、スーツ姿のビジネスパーソンや作業着姿の男性たちが、頻繁に鳥居の前を通り過ぎていく。公園の反対側が都庁やハイアットをはじめとするホテル群れなので、抜け道になっているのかもしれない。

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 道路側からは鳥居が見えないので、あまり目立たない。

 ちなみに、熊野神社前交差点すぐそばにある「FUNGO DINING西新宿店」というダイニングレストランは、パスタや前菜のビュッフェがおいしくてオススメです。ランチタイムは少し並びますが、カラス散歩のついでにどうぞ。

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 さて、何はともあれ、拝殿で神様にご挨拶だ。愛しの八咫烏さまは――っと。

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 おお、正面の提灯に! 細いクチバシとシャープな頭のシルエットは、ハシボソガラスのような風情がありますね。

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 マンションをバックにすると、都会的なカラスならではの生活感も出る。

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 灯篭の上にも、提灯と同じポーズの八咫烏があしらわれている。前から見ると、両翼を広げて片足を上げ、踊っているようだなぁ。

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 しかし別の角度に回ってみると、首を背中の方に傾けて、丁寧に羽づくろいをしているかのようだ。今日はあいにくの雨ということもあり、水滴に光る身体が「カラスの濡れ羽色」を想わせてグッとくる。

 一般的に鳥という生き物は、クチバシで羽の乱れを整えたり、油壺と呼ばれる器官(やきとりだとボンジリのあたり)から出る脂を羽に塗って、常に防水加工を施している。そうでしたか、やはり神さまとしてだけではなく鳥類としての営みも大事にされているのですね。

 祭りとしての「舞い」と日常としての「羽づくろい」、まさに「ハレ」と「ケ」の重要性をたったひとつのポーズで訴える八咫烏さま。もしタイムスリップができるのなら、このポーズを考えた神主さん(職人さん?)に会って、造詣秘話をうかがってみたいものだ。

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角度を変えて撮れば、2羽の八咫烏をコラボさせることもできる。お宝写真として保存確定

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