社会

松嶋尚美が「児相の子に暴力ふるわれるかも」と懸念し大炎上、「児相の子は万引きする」と不安がる南青山反対派の本音か

【この記事のキーワード】
松嶋尚美が「児相の子に暴力ふるわれるかも」と懸念し大炎上、「児相の子は万引きする」と不安がる南青山反対派の本音かの画像1

南青山五丁目青山通りから Thinkstock/Photo by TAGSTOCK1

 紛糾する南青山の“児童相談所建設問題”、まだ解決の目途は立たない。港区の一部住民が南青山に児童相談所の入った複合施設の建設に反対していることは、ワイドショーでも大きく取り上げられ、12月19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で「もし自分の所に(児相が)来るとなった時には、引っ越しする可能性はあります」と反対派の本音を代弁するような意見を述べた松嶋尚美は大きく炎上している。

 この問題は、港区が2017年11月に約72億円で購入した、港区南青山5丁目にある約3200平米の国有地に計画した、児童相談所・母子生活支援施設・子ども家庭支援センターが入った地上4階建ての「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」の建設に、周辺住民が抗議しているというもの。

 「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」の建設費用は約30億円で、土地の購入価格と併せると、総事業費は約100億円。来年度に工事開始予定、2021年4月に開設予定となっている。しかし、表参道駅から徒歩3分、周辺には世界的高級ブランドのショップが並ぶ、いわゆる“超一等地”である南青山に「なぜ児童相談所などを置くのか」と、港区の一部住民は反発した。

「児相だけの責任に帰していいのか?」“目黒虐待死事件”専門委報告を河合幹雄・桐蔭横浜大学教授に聞く

 2018年10月3日、厚生労働省の専門委員会は、同年3月に東京都目黒区で発生した船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)虐待死事件についての検証結果…

ウェジー 2018.10.19

 10月に開かれた説明会では、反対する住民の怒号が飛び交い、紛糾。そして先週、12月14日と15日に開かれた説明会でも、やはり反対の立場を取る住民の姿勢は変わらなかった。

<よい場所を見つけて、子どもたちのためによい施設を運営してほしいと思っています。でも、なぜ南青山5丁目なんですかっていう、そこの一点だけです>
<もうちょっと活用できることがあるのに、何でそういう施設を建てるのか>
<比較検討された資料を開示していただきたい。私は納税者です。『適切な土地がありませんでした』、あなた方のご説明一行だけで納得をしろというのは無理があるんです>
<港区民を愚弄するのですか?>
<例えば子どもを保護して連れてきました、それで泣き叫ぶ。そういった場合、周りに住んでいらっしゃる方たち、近所迷惑になると思うんですね>

 “児童相談所などの施設は南青山にふさわしくない”という論調の意見だけではない。ある住民は、児童相談所に14歳未満の触法少年が保護された場合を懸念しているという。

<彼らが逃げることもあり得るわけですけど、我々には自衛手段がないんですね。ですから自警団を作って正当防衛をさせていただきたい>

 また説明会後に『ひるおび!』(TBS系)のインタビューに応じた住民は、「万引きとかそういうので施設に入る子どもたちいますよね。周りに一流ブランドとかかわいい服とか、もう、ほんとに宝の山みたいなものだから、絶対に(万引き)しちゃうと思う」と語っていた。

 これは、まるで児童相談所が保護する子どもたちは“犯罪者予備軍”、いや“犯罪者そのもの”とでもいうような偏見に満ちた意見だった。そして後述するが、松嶋尚美の意見もこれとそう遠くはない。

児童虐待加害者の6割超は実母、では「虐待の連鎖」は本当なのか? その医学的根拠に迫る

――現在の精神医療は、どのような変遷を経て今に至っているのか? 今では否定されている治療法が、当時行われていたのはなぜなのか? 現役の精神科医が解説する…

ウェジー 2018.12.08

1 2 3

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。