松嶋尚美が「児相の子に暴力ふるわれるかも」と懸念し大炎上、「児相の子は万引きする」と不安がる南青山反対派の本音か

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松嶋尚美が「児相の子に暴力ふるわれるかも」と不安視し大炎上

 そんな住民の本音を代弁したのが、松嶋尚美といえる。12月19日放送の『バイキング』で、坂上忍に意見を聞かれた松嶋は「私は複雑です」と語りだした。

<自分とこの土地に来ないから気楽に言えるわけではなくて、もし自分の所に(児相が)来るとなった時には、引っ越しする可能性はあります>
<それはあんまり知識がないから……>
<たとえば親に暴行されてキーッとなってる子がボーンって外飛び出して暴力振るったり、カツアゲしたりとかするかもしれないという変な心配があったりもするし>

 松嶋の子どもが通う学校でも、暴力を振るった子がいたのだという。

<親がその子に(暴力を)してるから、されたことはそこまで悪いとは思っていなくて友達にしたとか……っていう面ではちょっと悩むことは正直、ある>
<ちょっと最悪なこと言ってますけど……>

 松嶋は、気まずそうな表情を浮かべていた。「最悪なこと言っている」と自覚しつつ、本音を明かしたのである。

 ネット上では、自分の近所に児童相談所ができたら「引っ越しする可能性はあります」と語った松嶋へのバッシングが続出している。だが叩いたところで彼女の「そういう施設は怖い」という感情に蓋をすることは出来ない。松嶋が明かした、「知らないがゆえの偏見」は、港区の反対住民を説得するうえで見過ごせないことでもあるだろう。彼女に怒りをぶつけて済む問題ではないはずだ。

 松嶋が児童相談所について「知識がない」と言うように、児童相談所や併設されている一時保護所、さらには港区が建設を予定する「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」にも入っている母子生活支援施設や子ども家庭支援センターが、どういう場所なのかきちんと知らない人は少なくないのではないか。そして「知らない」ことによって、ネガティブな情報や憶測に捉われてしまい、反対につながっている側面もある。

 たとえば、児童相談所に保護されるのは、おおむね2歳~18歳未満の子どもだ。保護された子どもは併設の一時保護所で生活するが、“保護”の観点から、学齢期の子どもは学校には通わず、保護所内での学習となる。子どもに虐待を加えている親が、保護された子どもを連れ戻そうとするケースもあるため、基本的に外には出ないし、児童相談所の近所にある学校に通うこともない。ただ母子自立支援施設の入所期間は2年が目処とされており、学齢期の子どもが近所の学校に通う可能性はあるだろう。

 建設予定施設への誤解を解くと同時に、被虐待児童に対する偏見を、いかにしてなくすか。これが最重要課題である。児童虐待の凄惨さを伝えるだけではなく、被虐待児童にどのようなケアが必要か。それがなぜ他人事ではないのか。松嶋は「知らないから不安なのだ」と言ったが、知ろうとする姿勢が大切だ。

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