
『news zero』公式サイトより
有働由美子アナ(49)が、今年10月にスタートした新番組『news zero』(日本テレビ系)のメインキャスターに鳴り物入りで就任してからというもの、なにやら”悪評”が絶えない。
20日発売の「女性セブン」(小学館)は、有働アナの「つけまつげ」と「カラコン」にまでイチャモンをつけている。記事によれば、有働アナが中国取材の際、「スタイリストだけでなくヘアメイクまで同伴した」とある。さらにどんなときでもつけまつげとカラコンを手放さず、女性スタッフの不評を買ったそうだ。
有働アナは普段の放送でも衣装へのこだわりが強く、スタイリストが用意する衣装に加えて”インパクトのあるもの”という難題を要求。スタッフは衣装選びに泣かされているというのだ。
たしかに有働アナは、古巣NHKの朝番組『あさイチ』の明るさから一転、夜帯の『news zero』においてはシックな装いで登場することが多く、衣装には気を遣っているのかもしれない。とはいえ、その裏側を悪しざまに伝えられたところで、視聴者にとってはなんのこっちゃという話でもある。
「つけま」「カラコン」をネチネチ指摘する小姑感
今年10月にリニューアルスタートした『news zero』は、有働アナが「ダメなら切ってもらえれば」と豪語したこともあり、前評判は高かった。しかしフタを開けてみれば視聴率は思うように伸びなかったため、メディアは手のひらを返すかのように有働アナバッシングに走っているのだ。しかし叩きのネタが尽きたのか……最近はもっぱら、有働アナの見た目に関するものばかりである。
11月発売の「週刊女性」(主婦と生活社)も、有働アナの見た目へのこだわりを批判的に伝えている。メイクが苦手という有働アナがヘアメイクとスタイリストを中国に同伴させたエピソードはもはや鉄板なのか、ここでも紹介されていた。そのうえで、同番組に出演していた女優の桐谷美玲や元NHKの小正裕佳子アナは、自分でメイクをしていたことを引き合いに、有働アナをチクリと刺している。さらに、有働アナが本番前に必ず小顔マッサージをしていることも明かし、現場では「まるでタレントみたい」と陰口を叩かれているという。いやいや、もはや彼女はタレントで間違いない。「アナウンサーは素顔で勝負しろ」とでも言いたいのだろうか。
このように有働アナはしばしば週刊誌のネタにされているが、新たな叩き要素が「つけま」だとしたら、それはさすがに無理がある。しかしどの文脈においても、まるで有働アナが見た目ばかり気にかけているから視聴率も取れないと巧妙にこじつけ、咎めているようである。
ヘアメイクや衣装に凝る暇があるなら、アナウンス技術を磨くなり取材に行くなりしろということなのだろうが、こうも小煩いと、もはや小姑めいている。人前に出る仕事ならば、見た目に気を配るのは当然のことではないのだろうか。
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