エンタメ

『あなたには渡さない』ついに男を奪い合わなくなった女たちの熱いヒロイズム

【この記事のキーワード】
『あなたには渡さない』ついに男を奪い合わなくなった女たちの熱いヒロイズムの画像1

テレビ朝日『あなたには渡さない』オフィシャルサイトより

 12月22日に、木村佳乃主演ドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系)の最終話が放送される。しかしラストを目前にまさかの大どんでん返しが起こっているので、しっかりとおさらいしておこう。

 第一話冒頭から旬平(萩原聖人)をバチバチに奪い合っていたはずの通子(木村佳乃)と多衣(水野美紀)だが、料亭「花ずみ」の支店をオープンさせた直後に旬平が失踪してしまった。前回の第6話では、それから1年半後の「花ずみ」が描かれた。

 旬平がいなくなった後も、通子は依然として「花ずみ」の本店で女将をつとめている。調理場は旬平のもとで働いていた矢場(青柳翔)が引き継ぎ大繁盛。あんなに出汁ばかり取っていた出汁職人・矢場がいつの間に腕を上げていたのかは分からないが、ともあれ「花ずみ」は順調である。

 銀座の支店は多衣が経営を続けており、こちらも軌道に乗っているようだ。矢場は銀座店の方にもたびたび顔を出し、多衣とはすっかり意気投合している。そんなある日、吐き気をもよおす多衣を見て、通子は妊娠を疑う。父親は旬平ではないかと問い詰める通子だったが、多衣はその可能性をはっきりと否定する。そして通子は、多衣の部屋に矢場の靴下が干されていることに気がつく……。

 その後、通子のもとにしばらく会っていなかった笠井(田中哲司)から連絡が。1度は通子にフラれた笠井だったが、通子のために旬平を探し続け、やっと居場所がわかったと知らせてくれたのだ。もはや「花ずみ」も通子も多衣も、旬平を必要としていないように見えるが……。

 通子は多衣にもそのことを相談するが、多衣は妊娠を盾に「迎えに行く資格がない」などと冷めた口調。しまいには離婚届を取り出し、旬平に渡してほしいと通子に託すのだった。かつて「わたくし、ご主人をいただきに参りました」と威勢よく宣戦布告した多衣のパッションは、もはや見る影もない……そればかりか、「仲人だったのは、私の方だったんじゃないかしら」「しょせん私は、離婚危機にあった二人の仲裁役をやっただけなんだわ」などと、通子に愚痴を言い出す始末。多衣は自分から夫を強奪した女の心変わりに呆れながらも、数日間悩んだ挙句、ようやっと旬平を迎えに行く。

 通子が小さな定食屋へ向かうと、旬平はそこで働いていた。なんでも、「先輩の店で、先輩が体を壊しているから代わりに働いている」という。通子は「花ずみ」や多衣に未練はないのかと尋ねるが、旬平は質問には答えず、「お前はどうして、店や多衣のことじゃなくて、自分のことを聞かないんだ」と質問返し。ほらほら、そういうとこだよ。

1 2

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。