
Johnny’s net公式サイトトップページより
現在、全国ドームツアー「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」の真っ最中にある嵐。23日の東京ドーム公演では、前代未聞の追加公演を発表している。このクリスマスプレゼントに、ファンの反応は……?
今年11月16日の札幌ドーム公演を皮切りにスタートした「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」。当初は1月13日大阪・京セラドーム公演でフィナーレを迎える予定だったが、これまで「and more…」としてベールに覆われていた追加公演が発表された。なんと、追加は32公演にものぼり、2019年4月13・14日のナゴヤドームを公演皮切りに約1年をかけて5大ドームをめぐり、12月24・25日の東京ドームでフィニッシュ。同ツアーは全50公演、総動員数237万5000人という史上最大規模となるという。
2019年11月に、嵐デビュー20周年を迎えるが、まさにアニバーサリーイヤーにふさわしい1年となりそうだ。このとびきりのサプライズに、ファンは「もう追加ってレベルじゃない」「これならチケット当たりそう!」「嵐の20周年、みんなで祝いたいし気持ちを共有したい! 」と嬉しい悲鳴を上げている。
嵐のファンクラブ会員、推定228万人がみんな参加できる規模
毎年冬に行われる嵐の5大ドームツアーだが、そのチケット倍率は異次元の高さだ。今年の「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」においても10月11日のチケット当落発表直後から、落選を嘆くファンの書き込みがSNS上に溢れていた。
嵐の人気を如実に示すエピソードではあるが、チケットが法外な高額で転売されていることは看過できない。今回も10月のチケット当落発表直後からチケットサイト等での転売行為が多数報告されており、なかには1枚20万円(定価はファンクラブ会員9,000円/一般 9,500円)で値段で取引きされるものもある、まさに異常な状態だった。
アーティストのチケット転売行為は社会問題化しているが、とくに嵐は価格の高騰が甚だしい状況といえるだろう。ファンのSNS上では「転売サイトでチケット買うのはやめよう!」という声があがり、高額で転売する出品者を見かけたら運営サイトに通報するという自治的な働きかけも起こっていた。
嵐20周年コンサートのチケット高額転売、無意味な「顔認証」で転売屋が増長か
1999年にデビューした嵐は、来年めでたく20周年を迎える。今年11月から来年1月にかけ、これまでの集大成となる5大ドームコンサートツアー『A…
しかしいくら大金を払ってでも行きたいというファンは後を絶たず、転売行為が横行する状況は好転しない。ジャニーズ事務所も入場時の顔認証やデジタルチケットの導入などで対策を試みたことはあったが、目立った効果を上げられなかった。
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