「家事育児」をこなすと仕事の時間管理能力がアップするというメリットが!

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 この仮説を裏付けるように、OECDが世界各国の1週間あたりの家事にかける時間の男女の割合を調査した「OECD Gender data portal(2016)」によれば、日本より労働生産性の高いG7の国々は、男性の家事参加率が軒並み日本よりも高い。たとえばアメリカは男性(114分)/女性(195分)。ドイツは男性(127分)/女性(226分)。イギリスは男性(126分)/女性(234分)…… 一方、日本は男性(46分)/女性(263分)という、非常にヒサンな結果となっている。明確な因果関係は定かではないが、男性の家事育児への参加は、労働生産性に何かしらの影響を与えているのではないだろうか。

 共働き世帯が当たり前になっている昨今、家庭内の平等という観点からも男性の家事参加率の向上は望まれる。しかし、家事育児の参加がビジネスパーソンとして成長する機会を与えてくれるとあれば―――いかに仕事に精を出すあまり家庭を顧みないという男性であっても、これに乗らない手はない。むしろ、家事育児でメキメキと能力を上げる女性を羨ましく思うべきではないか。

 本来であれば、妻や子供への愛情や労い、平等意識などから家事育児を分担する男性を望みたいところだろうが、正攻法で効果が薄いとあれば、わかりやすいメリットを提示するしかない。男性が家事に参加することは、ひいては日本の労働生産性向上という明るい未来をももたらす、かもしれない。

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