公正取引委員会はタレントの事務所移籍制限を法的にも問題視
のんだけに限らず、SMAP、安室奈美恵、江角マキコ、清水富美加など、ここ数年、芸能事務所からの独立と、それに伴う業界からの嫌がらせが問題視されるケースが続出している。それを受けて2017年8月からは公正取引委員会からの調査が入り、2018年2月には公正取引委員会の有識者会議がタレントの事務所移籍を制限するのは独占禁止法違反にあたる可能性があると指摘する事態ともなっている。
「『いだてん』にのんがキャスティングされていない」ということが、もしも、レプロ=バーニングからの圧力や、その動きにNHKが屈しているという構図があるのだとすれば、芸能メディアも忖度のもとで黙っているのではなく、きちんと報じて、問題点を指摘すべきであろう。
(倉野尾 実)