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『おっさんずラブ』が平成最後の純愛ドラマと呼ばれる理由

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『おっさんずラブ』公式サイトより

 ツイッターの世界トレンドで第1位を獲得、Abema TV一挙放送では視聴者100万人を突破した最強ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が、2019年1月2日(水)午前6時55分より全エピソードを一挙放送する。

 OL民(おっさんずラブを愛する者たち)と呼ばれる熱烈なファンたちを生み出し、一大ムーブメントを巻き起こしたこの作品。主演を務めた田中圭は大ブレイクし、本屋には彼の過去の写真集を求めるファンが殺到、異例の重版に次ぐ重版でオリコンTOP10入りを果たしている。放送終了後も『おっさんずラブ』旋風は冷めやらず、今年12月には続編の映画公開が決定、ファンたちを歓喜の渦に包み込んだ。

 結婚したいのに全然モテない33歳・春田創一(田中圭)は運命の恋にいつか巡り合えると信じ生きてきた、少し残念な男。ある日の通勤中、痴漢に間違われたところを尊敬する敏腕上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に助けられる。ところがホッとしたのも束の間、春田の目に見てはいけないものが飛び込んでくる。それは黒澤の携帯のロック画面に映し出された、春田のキメ顔写真! 動揺する春田だが、さらに仕事中、黒澤のパソコンでとんでもないものを発見。なんと「spring」と名付けられたフォルダに、春田の隠し撮り写真が大量に保存されていたのだ。

 衝撃を受ける春田。そんな中、後輩のイケメン社員・牧凌太(林遣都)が本社から異動してくる。礼儀正しくて仕事に一生懸命な牧に好感を持つ春田だったが、牧の出現により春田の運命は一層混迷を極めることになるのだった。

田中圭は続編を「ないです!」と否定していたが…

 このドラマで一躍脚光を浴びた田中圭は2003年に、ドラマ『WATER BOYS』で山田孝之演じる主人公の親友・安田孝の役を務め、主要キャストではなかったものの注目を集める。確かな演技力と爽やかなルックスで多くの作品に出演していたがブレイクには及ばず、主人公の相手役やキーパーソンなど、重要なポジションだが二番手を演じることが多かった。

 しかし『おっさんずラブ』で、愛すべき天然バカ「春田」を全身全霊で演じた田中は、その演技力をSNSで絶賛され一躍時の人に。あどけないルックスと強靭な肉体のギャップも伴い、女性からの爆発的な人気を得ることとなった。

 『おっさんずラブ』の続編について田中は、会う人会う人に続編の話を振られては、ずっと「ないです!」と答えていたそう。「ドラマと同じキャスト、スタッフでもう一度『おっさんずラブ』の世界を作れるというのは楽しみですし、みんなで最高のゴールを狙えるのではと思っています」と続編の制作に意欲満々。喜びをあらわにしているが、興行収入が結果となって出る「映画」に対し、「正直数字も少し気にしてしまいます」とプレッシャーも感じているようだ。

 ドラマ放送中の視聴率は平均3%前後と、決して高い数値ではなかった今作。しかし、設定の斬新さ、切ないけれど笑えるストーリー展開が話題となり、「視聴熱」では「デイリーランキング1位」を獲得している。ドラマ放送終了後は「もうはるたんが見られないなんて」「何を楽しみに週末を過ごせば」とOL民を悲しみに暮れさせた『おっさんずラブ』。何がこれほどまでに人々を熱狂させたのだろうか。

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