どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。
2018年もいよいよ終わりを迎えようとしています。
年末年始、タレントはもちろん、我々芸能マネージャーも朝から晩まで休む暇なく稼働しています……。担当タレントがお仕事をいただけるのはとってもとってもありがたいことなんですが、たまにはゆっくり帰省して実家でのんびりお正月を迎えたい……なんていう僕のささやかな願いは今年もはかない夢と散りそうです。
さて、2018年のトピックとしてハズせないのはやはり、再ブレイクし16年ぶりの紅白出場を決めた、「U.S.A.」のDA PUMPでしょう!
テレビの歌番組はもちろん、バラエティーでも「U.S.A.」、モノマネ番組でも「U.S.A.」、カラオケでも「U.S.A.」、忘年会でも「U.S.A.」、流行語大賞(候補)も「U.S.A.」……どこに行っても「カ~モンベイビーアメリカ~♪」と聞こえてきて、少々うんざりするほどです(笑)。
昨年「ダンシング・ヒーロー」のバブリーダンスがブームとなった荻野目洋子さん、初出場の紅白で“無音ダンス”を披露して国民の度肝を抜いた三浦大知くん、そして今年のDA PUMP。再ブレイクを果たしたこのアーティストたち、知ってる人も多いでしょうけど、実はみんなライジングプロダクションという芸能プロの所属なんです。
ライジングプロのここ数年の勢いのよさはいったいなんなのか、僕なりに考えてみたんですけど……やっぱり答えはひとつ、「平哲夫(社長)という“天才”がいる」ということでしょうね。

すべてはここから始まった。DA PUMP 「U.S.A.」(AVEX ENTERTAINMENT)
脱税で逮捕されつつも、ユーロビート一筋
ライジングはもともと、芸能プロモーターだった平社長が、荻野目洋子さんの事務所として1985年に立ち上げた芸能事務所で、その後、観月ありささん、安室奈美恵さん、SPEEDなどを大ブレイクさせて一世を風靡、一時代を築きました。男性グループのプロデュースにも熱心で、DA PUMP、w-inds.、Leadなどをデビューさせ、一時期はジャニーズ事務所の牙城を崩すかも……!? という勢いもあったほどです。
一方で平社長は、2001年に12億円近い金額を脱税したとして逮捕され実刑判決を受けたり、2014年に安室奈美恵ちゃんに「奴隷契約だ」と糾弾された独立騒動があったり、2017年には同じく当時所属タレントだった西内まりやちゃんとも揉めたり、そして何より、“黒い交際”を指摘する声も絶えなかったりと、いろいろとアレなウワサもある方。なので、“芸能界のドン”とも呼ばれるバーニングプロダクションの周防郁雄社長と同じように、ある種の“政治力”をベースに芸能界をのし上がってきたタイプだと思っている人も多いと思うんだけど……僕の印象では、全然違うんですよ。
いや、まあもちろんそういう側面もあるんですが(笑)、エンターテインメントというものをきちんと理解し、心底愛している、そういう方なんです。というか、エンタメとユーロビートを愛している、といったほうが正確かな(笑)。荻野目ちゃんの「ダンシング・ヒーロー」からDA PUMPの「U.S.A.」まで、基本、ずっとユーロビート一筋でブレずにやってきた方ですからね~。
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こんにちは。TAKAと申します。理解のある夫のもと、ディープなオタク女子をやっております。都内勤めの会社員です。アラフォーです。 恥の多い…
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