健康

歯周病の原因は食習慣にある!最新の知見に基づいた最も効果的な治療法とは?

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Thinkstock/Photo by liza5450

米国の最新医学が導き出した歯周病の驚くべき原因

 今現在、日本において成人の8割が歯周病にかかっているといわれている。一体どのようにして歯周病は起こるのだろうか?

 日本では、歯周病はおもに細菌感染症であるとされ、その対策も歯周病菌の原因となる歯垢をブラッシング等で取り除くか、それでも治らなければ抗生剤療法が行われている。しかし、これはアメリカで新たに主流となりつつある見解とは相容れないものだという。

「現に2012年のアメリカの歯周病学会において、歯周病は細菌感染症であるとの認識は覆されたと、当時の会長がコメントしています」
 
 そう語るのは、近著に『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組』(ユサブル刊)がある、小峰歯科医院の小峰一雄院長だ。

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小峰一雄 歯学博士
1952年生まれ。歯学博士。城西歯科大学(現明海大学歯学部)卒。小峰歯科医院理事長(埼玉県比企郡)。39年前に開業して間もなく、歯を削るとかえって歯がダメになる事実に直面し、以来「歯を削らない、抜髄しない」歯科医師に転向。現在は、ドックベストセメント療法を広めるセミナーを各地で開催するほか、東南アジアにてボランティア活動を展開。

 「アメリカの歯周病学会が真の原因として挙げたのは、今までの健康的な食生活の常識を覆すようなもので、実はそれは私が長年の臨床経験を通して感じていたことを裏付けるものだったのです」
 
 小峰院長に、その“真の歯周病の原因”について聞いた。

炭水化物の摂取過多

「まず炭水化物。人間にとっての炭水化物は、車でいうガソリンにたとえることができます。車の場合、余ったガソリンはタンクにそのまま貯蔵できますが、人間の場合、余った炭水化物は脂肪に変えられ、脂肪細胞に蓄えられます。この脂肪細胞が健康に対して働くさまざまな悪さの一つが歯周病です。すなわち使い切れるだけの炭水化物を摂取することが、歯周病予防策の有効な一つということができるのです」

カルシウムの過剰摂取

「カルシウムは、若いうちは体の成長にとても重要な役割を果たすものですが、いったん体の骨格が出来上がってしまうと、もうそれほど必要はなく、むしろ摂りすぎると危険なミネラルとなります。カルシウムは体内に入ると、いったん血液中に入り込みますが、血液は一定濃度を保つようになっているため、余分なカルシウムは別の場所に運ばれ、組織や臓器で石のように固まってしまいます。これは異所性石灰化と呼ばれる現象で、脳細胞で石灰化するとアルツハイマーに、眼の水晶体に入れば白内障を引き起こします。さらに歯で石灰化したものが歯石であり、これが歯周病を招く元凶となるのです」

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