健康

歯周病の原因は食習慣にある!最新の知見に基づいた最も効果的な治療法とは?

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マグネシウム摂取不足

「カルシウム過剰摂取の危険性についてふれましたが、いざそれを体外に排除しようとしても、カルシウムは自力で出ることができません。そこで有効なのが、カルシウムを一緒に外に出すことができるマグネシウムであり、海藻類やナッツ類に多く含まれています」

オメガ3の不飽和脂肪酸の摂取不足

「亜麻仁油やエゴマ油などに含まれるオメガ3の不飽和脂肪酸には抗炎症作用があり、歯周病予防や治療に有効です。しかし、日本国内において流通している油は、ほとんどがオメガ6で、これらの油は炎症作用が強いため、摂りすぎると体にとって有害なものとなります。ちなみに不飽和脂肪酸は、青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)にも含まれており、魚介類をよく食べる人は高血圧が少ないという傾向も見られます」

塩分の過剰摂取

「塩分に含まれるナトリウムと、野菜や果物に含まれるカリウムのバランスを意識することも重要です。ナトリウムは細胞の内側に入らない性質があるため、塩分が濃い食べ物を摂るとビタミンやミネラルなどの栄養も細胞に吸収されることなく、体外に出されてしまいます。一方、カリウムは細胞内に入り込める性質があるため、ナトリウムとカリウムをバランスよく摂るといいのはそのためです。一般的に、カリウムとナトリウムの割合は、1:3.8がいいといわれていますが、健康のことを考えたら、1:0.1~1くらいのほうがよいでしょう。特に重症の歯周病患者さんには、塩分をほとんど摂らないことをお願いしています」

 以上が歯周病の原因であり、それを踏まえた有効な食事療法ということになる。歯周病にかかる前に、また悪化させる前に、生活を食事面から見直していきたい。

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