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歯は全身につながっている!虫歯からすべての生活習慣病まで防ぐ食事療法とは

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Thinkstock/Photo by shironosov

歯も臓器のひとつ 全身と密接に影響し合っている

「歯は臓器である」

 こういうと、少なからず違和感を覚える方もいるのではないだろうか。歯は単なる硬い石のような塊にすぎないのではないか、と。しかし、その認識は大間違いである。

 近著に『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組』(ユサブル刊)がある、小峰歯科医院の小峰一雄院長はこう語る。

「歯と全身はDFT(象牙質内の液体移送システム)機能によってつながっており、歯の疾患が全身に悪影響を及ぼすこともある、密接な関係性にあります。歯はまぎれもない臓器だといえます」

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小峰一雄 歯学博士
1952年生まれ。歯学博士。城西歯科大学(現明海大学歯学部)卒。小峰歯科医院理事長(埼玉県比企郡)。39年前に開業して間もなく、歯を削るとかえって歯がダメになる事実に直面し、以来「歯を削らない、抜髄しない」歯科医師に転向。現在は、ドックベストセメント療法を広めるセミナーを各地で開催するほか、東南アジアにてボランティア活動を展開。

小峰院長は、虫歯を削らずに治すドックベスト療法の日本における第一人者だが、その肝は人間が本来持つ自然治癒力にある。歯周病の治療においてもその自然治癒力を促すべく、正しい食事療法を実践し、それはまた同時に全身の病気を治癒・改善させるためにも大いに有効なのだと説く。

小峰院長にその具体的な食事療法について聞いていこう。

高血圧症

「日本では高血圧の原因は、塩分の摂りすぎとされています。確かに間違いではありませんが、実際に減塩をしても、高血圧が改善しないことも多いのです。そこで私が実践しているのが、歯周病治療にも最も有効なマグネシウムの摂取です。即効性もあるので、ワカメやヒジキ、ノリなどの海藻類、またはナッツ類といった食材から摂り入れるのもいいでしょう。あとは野菜。特に緑黄色野菜に含まれる亜硝酸塩は、一酸化窒素に変化して血管を拡張させ、血圧を下げる作用があります」

糖尿病

「血糖値の急上昇が糖尿病の一番の原因といわれていますが、実はそれだけではありません。糖尿病の原因は、単に糖質の過剰摂取だけの問題ではなく、肉や卵、乳製品などの動物性たんぱく質に含まれる脂肪が筋肉や肝臓細胞に蓄積し、その飽和脂肪酸がインシュリン(インスリン)の働きを悪くしてしまう、というものです。すると、すい臓からインシュリンが分泌されても血糖値を十分に下げることができません。つまり糖尿病予防には、動物性たんぱく質の摂取を控えたほうがいいということになります」

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