ヒロミの愛は深かった
スーハーヒーハー、はい深呼吸が大事。タッキーに初めて会ったのはいつだっけ? 芸能記者たち誰もが競うタッキーとの初対面時期。正直、アツは忘れちゃったけど、誰もが見た瞬間「これはスゴイ。逸材!」と感じたと満場一致の納得のご意見。この世のものとは思えないぐらいこんなに可愛い男の子がいるなんてと感激しちゃって。
出会いから少しの時を経て、平成10年の1998年4月にスタートして1999年9月まで放送されていた『8時だJ』。懐かしいでしょ? ジャニーズJr.初の全国放送のゴールデンタイム枠のバラエティー番組とあって、すごく注目されていたのよ。でも最初は「取材はちょっと困難かもな。MCのヒロミさんがインタビュー嫌いで、なかなかOKが出ないんだよ」なんてテレ朝広報にやんわりお断りされたりもしたけど、タッキー会いたさに挫けずお願いを重ねて、何とか承諾を得たの。
ところが実際にお会いしたらヒロミさんがとっても優しくて拍子抜けしちゃったのを覚えているわ。悩むJr.たちの相談事にも親身になってアドバイスしていたし、叱咤激励して兄貴分としていい意味で君臨していて。タッキー始めみんなが慕ってついていってたもの。
それにしても、タッキーの送り出し番組なのは分かるけど、タイトルに『テレビ朝日開局60周年記念』という大々的な冠を付けるとは、テレ朝も思い切った事をやったわよね。大人の事情も加味か、やっぱり今後のお付き合いを考えちゃったのかしらね~。
まぁいいけど、だから『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で、棟梁のヒロミさんと平社員のタッキーで3年前に結成された「八王子リホーム」を見た時、「あ~、八王子出身で『8J』の2人がここにきて再結集か」と、とんでもなく感慨深かったのよね。12月24日のクリスマスイブに放送された『有吉ゼミ聖夜4HSP「ヒロミタッキー最後のリフォーム」』なんて涙なくして見られなかったわ。
縁ある地元・八王子の幼稚園をリフォームしたんだけど、ヒロミさんがこれからのタッキーに向けて「見えない所をやるんですよ。誰にも褒められない所をやるんですよ。家作るのもアイドル作るのも一緒だよ。愛だよ、愛!」と、八王子リホームのモットーである「愛」を前面に押し出して愛あるエールを送った時には、タッキーもジーンとしていたけれど、見ていたこちらは勝手に大号泣よ。その時も番組名は出さなかったけれど、『8J』での学びについてタッキーがお礼のお手紙の中で述べてたしね。だから20年ぶりの、でもこれが本当に最後の『8J』を何度もリピしちゃうのは、もう自然の摂理だと思うの。