「ビックリマン」アラフォー世代感涙の新シリーズ発売…開発秘話をロッテに直撃!

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値上げに伴い、実はサイズアップしていたビックリマンチョコ

 ビックリマンチョコといえば、シールのキラキラとした質感も魅力的だし、本体のウエハースチョコの存在だって忘れてはならない。第33弾において、シールやウエハースチョコの製法に変更はあったのだろうか。

 「第33弾のシールは“エンボスメタル加工”になっているのですが、これはビックリマンチョコが2010年以降、頻繁に採用している手法です。エンボスメタル加工ですとシールに凹凸ができ、繊細なイラストであっても、よりキレイに見せることができるんですね。近年は3D技術も流行っていますし、ビックリマンチョコのシールでも臨場感を出したいという思いがありました。

 ウエハースチョコは2010年に“ピーナッツクランチ”から“ビスケットクランチ”に変えて以降、基本的には同じもので、おいしさも昔のままだといえるでしょう。なお、ビスケットに切り替えた理由としましては、ピーナッツのアレルギーの問題を気にされる保護者の方々が多く、お子様にも安心して食べていただきたかったからです」(本原氏)

 ところで、今回の第33弾の想定小売価格は80円前後(税抜)となっているが、第1弾が発売された頃の値段は30円だった。この価格差については、ファンからもさまざまな意見が寄せられているそうだが、本原氏は必ずしもネガティブには捉えていないようである。

 「お客様から『昔は30円だったのに、今は値上げしていますよね』という声を聞くたびに思うのは、『ああ、ビックリマンチョコを久々に買っていただけているんだな』ということなんです。普段から購入されている方でしたら、そのようなリアクションにはならないはずですし、それだけ今回の第33弾は、大勢の人の手に届いているのでしょう。

 あと、ビックリマンチョコは単に値上げしているのではなく、パッケージやウエハースチョコのサイズが、33年前の1.5倍くらいになっているんですよね。シールは48mm四方のままですが、時代の流れに合わせ、商品もちゃんと大きくなっているのです。

 お客様は昔のビックリマンチョコのサイズを、子どもの頃に手のひらに乗せたときのイメージで覚えているかもしれません。しかし、大人になると手も大きくなっているため、せっかく今のビックリマンチョコが1.5倍になっていても、以前と同じように見えてしまうという……(笑)」(本原氏)

 そのような裏話も飛び出したところで、今回のインタビューは終了した。

 ちなみにビックリマンチョコは現在、日本を代表するフィギュア製作会社である海洋堂とのキャンペーンを開催中。対象商品を買って応募すると、スーパーゼウスのフィギュアが33名に当たるという企画を3回に分けて行っているのだが、初回では早くも2週間弱で3,000件以上の申し込みが殺到しているらしい。

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 アラフォー世代中心の根強いファンのみならず、若年層までをも巻き込みつつあるビックリマンチョコ。悪魔VS天使シリーズ第33弾の発売は間違いなく、ブーム再燃への強力な起爆剤となるだろう。

(文=森井隆二郎/A4studio)

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