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菅田将暉の狂気が際立つ『3年A組』初回放送を見てしまったら離れられない!

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『3年A組-今から皆さんは、人質です-』

 

 狂気と謎を秘めたスリリングな学園ドラマの幕開けだ。1月6日に放送開始した菅田将暉主演の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系22:00~/初回以降は22:30~)が、なかなか過激な内容であったと話題になっている。

 初回視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進を決めた。が、視聴率云々など取るに足らないことだと思えるくらいのインパクトだった。

 菅田将暉演じる主人公、私立魁皇高校3年A組担任の美術教師・柊一颯(ひいらぎ・いぶき)は、卒業式10日前、29人の生徒たちに「今から皆さんには、人質になってもらいます」「俺の目的が達成されるまでみんなにはこの教室にいてもらう」と淡々とした口調で宣言し、生徒たちを監禁、人質にして立てこもる。

 特殊な鍵、監視カメラ、強化ガラス、そして暑い爆弾の仕掛けによって、3年A組の生徒たちは完全孤立状態となり、スマホも没収されたから情報も遮断され、外に連絡して助けを求めることもできない。生徒たちから雑魚キャラだと思われていたはずの一颯は、実は昔アクション俳優を目指していたらしく腕力も強いのだが、一体どんな過去を持つ人間なのだろうか。

 動揺する生徒たちをよそに、一颯は「卒業するまでに、みんなと一緒にぜひ解決しておきたいこと」があるのだと「最後の授業」を始め、すでに自殺した3年A組の生徒・景山澪奈(上白石萌歌)について、澪奈はなぜ死んでしまったのかその理由を夜8時までに導き出し、回答するよう指示。さらに、「不正解の場合誰か一人に死んでもらう」「だってお前ら、それくらいやんなきゃ真面目に取り組まないだろう」と脅す。回答役には学級委員の茅野さくら(永野芽郁)が指名された。さくらは、本作のヒロインでもある。

 自殺した澪奈は、水泳の全国大会で優勝した経験を持ち、メディアにもてはやされていたが、クラス内では「心開くキャラ」ではなく孤高の存在だった。一方、澪奈に憧れ、澪奈と親しかった時期を持つさくらは、クラスメートに押し付けられ、断り切れずに学級委員を引き受けるような女の子で、クラス内での発言力は強くなかった。

 夜8時が迫る中、さくらは打ち明ける。ネット上でドーピング疑惑が出回ったことがきっかけで澪奈がクラスで避けられるようになり、澪奈から「話しかけないで」などと書かれた手紙を貰ったさくら自身も澪奈を避けるようになったのだと。しかしクラスメートたちは、「自分が一番の親友みたいに語っちゃって」「誰もあんたの意見なんか求めていない」と一蹴し、澪奈の悪口を言いはじめる始末だ。

 ついに我慢できなくなったさくらは「ふざけんな!」「情報に踊らされて彼女を追い詰めたのはあんたたちじゃない!」「絶対許せない」とクラスメートに食って掛かる。そして、「でも、一番許せないのは私」「澪奈が自殺したのは私のせい」と、自分に勇気がなくて澪奈の本心に気づかないふりをしていたことを悔いるのであった。

 「影山が帰ってくることはないが、これからのお前を変えることはできる」と一颯が言うように、自分に自信が持てず意見を言えなかったさくらがこの数時間で少し成長したように見えたが、一颯は「お前のせいじゃない」と、さくらの答えを否定。それはつまり、一颯が生徒たちに導き出すよう求めた、澪奈の自殺の理由としては「不正解」ということだ。

 一颯は「なぜクラスメートが死ななくてはならなかったのか、卒業までの10日間で一緒に考えるんだ」と再び生徒たちに迫り、不正解のペナルティ「誰か一人に死んでもらう」も実行すると言い出す。

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