新成人の4割がSNSで出会ったパートナーとの結婚を肯定! じつは離婚率が低いなどメリットも

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 米国科学アカデミー発行の機関誌『米国科学アカデミー紀要』が2013年に発表した調査によると、ネット上で知り合ったのちに結婚したカップルの「別居中あるいは離婚した」割合はわずか7%だった。米国の離婚率は40~50%と言われるため、驚くべき低確率といえるだろう。 

 ネット上の人付き合いは、身近なコミュニティとは違う。自分を偽ることも簡単だが、逆に見知らぬ相手だからこそ素顔をさらけ出せるという利点もある。実生活では窮屈に振る舞っている人が、ネット上ではありのままに振る舞うことができ、結果的にそこで出会った相手と信頼を結べる。……このように考えれば、離婚率が低いことも頷ける。

多様性を増すこれからの結婚観と方法

 最近では、婚活市場でAIを活用したマッチングサービスも注目を集めているという。客観的に自分の性格を判断してもらい、データベースに基づいて自分と相性の良さそうな相手を紹介してもらうというものだ。

 2018年4月付の産経新聞によれば、愛媛県の「えひめ結婚支援センター」でAIを婚活事業に導入した結果、お見合いを申し込んだ際に承諾される確率が倍増したという。これからの婚活には、ネットの力が必要不可欠になるのかもしれない。

 ひと昔前の日本社会では見合い結婚が主流だったが、現代の自由恋愛にシフトしていったことを考えれば、これからも結婚観は絶えず変化していくのだろう。日本では社会保障の観点から結婚は必然的なことと考えられてきたものの、個人のライフスタイルを国が規定することのおかしさに人々は気付きはじめており、「結婚」という概念自体も、変化の余地がある。

 すでに若者たちの実感として現れているように、今後、結婚観やその方法はさらに多様性を増していくのだろう。

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