石原さとみ「清純派で売ってたからさ」「制限があった」と垢抜けなかった10代を振り返る

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「清純派で売ってたからさ」と過去を振り返る石原さとみ

 石原がかつて女優を志したきっかけは、「ラジオのパーソナリティへの憧れ」だという。ラジオっ子だった石原は、ラジオパーソナリティになりたいと思っていたが、連続ドラマ『WITH LOVE』(1998年、フジテレビ系)で、藤原紀香がラジオパーソナリティを演じているのを見て、「女優になれば何でもなれる」「女優さんってかっこいい」と思ったそうだ。実に10代らしい発想だ。

 石原がいつの段階で「人を励ませる人間になりたい」「女優はそれができる仕事」だと考えるようになったのかは語られなかったが、女優として活動を続けていく中で、自分の存在意義、自分には何ができるのかといったことに思いを馳せるようになったのだろうか。

 そんな石原は、18歳から5年間、ラジオパーソナリティの仕事をした時期があった。子どもの頃の「夢が叶った」ともいえるが、番組内では現実は“想像と違った”と告白。「清純派で売ってたからさ」と自嘲気味に言う石原は、当時について「自分の姿勢がそのままリスナーに伝わるよって言われていて、だからすごくかしこまった状態で形を整えて喋っていた」「制限があったから、想像と違ったっていうギャップもあって」と振り返る。

 確かに10代~20代前半の石原さとみは、今の彼女と全く異なる印象で、押しも押されもせぬ清純派女優のイメージが強かった。だから石原がラジオパーソナリティを務めれば、リスナーたちは何の疑いもなく“清純派”を求めていただろう。

 しかし近年は、「小悪魔な女性の役」や、得意の英語力を活かした「英会話スクールの教師役」など、演じる役の幅を広げている。また、今回の旅もしかり、女性ファッション誌などのインタビューで自身の人生観を語るなど、女優としてだけでなく“素の石原さとみ”を見せる機会も増えてきた。そして、その姿が“美しい”と、多くの人の支持を得ている。

 ギャップや挫折がありつつも、女優業を続けてきたからこそ、「清純派で売ってたからさ」と、その当時は言えなかったであろう思いを伝える場も用意されたのだろう。10年後の石原さとみがどのような仕事をしているのか、今から楽しみだ。

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