そして10日、NGTは予定されていた通り劇場公演を行い、山口真帆が舞台上で「お騒がせした」「お世話になった方々に迷惑をかけた」として謝罪。客席からは「(山口は)悪くないよー!」との声も飛んでいた。
公演後、AKSはようやく声明を発表。この事件の犯人たちを「公演、握手会、イベント等」に一切参加できないよう手配したといい、またNGT48メンバーの関与については、「メンバーの1名が、男から道で声をかけられ、山口真帆の自宅は知らないものの、推測出来るような帰宅時間を伝えてしまったことを確認しました」と説明。これで幕引きになると考えているのだろうか。
ネットでは犯行に関与したメンバー探しが過熱しており、Instagramのコメント欄やTwitterが荒れに荒れているメンバーもいる。早く真相を発表しなければたとえ無実であったとしてもメンバーたちは疑われたままになってしまうだろう。また、指原莉乃や北原里英を筆頭に、OGを多く含めた複数のグループメンバーたちがこの運営対応を批判する声明をSNS上で出しており、「メンバーの手引きによる犯行ではない」との説明はもはや通用しないのではないか。
NGTは1月12日、新潟開港150周年のイベントを行なうが、山口真帆と太野彩香が休演すると発表した。また劇場公演も中止、そのうえ11日から14日まですべて劇場が休館日に変更されている。
活動休止や最悪、グループの解散もありえる事態だが、12月の段階でAKSが適切な対処を取っていればこのようなことにはならなかったかもしれない。
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