
『ワイドナショー』(フジテレビ)番組ホームページより
連日ワイドショーに取り上げられ続け、社会問題の様相を呈してきたNGT48の問題。1月13日放送『ワイドナショー』(フジテレビ系)は指原莉乃をゲストに迎えてこの騒動を取り扱ったのだが、そのなかで松本人志から許し難い言動があった。
指原莉乃は番組で、NGT48の運営およびAKSがとった問題への対応について、<すべての対応がひどかったように感じます。彼女に対する対応の仕方もそうですし、こうなってしまった後の対応もすべてが間違っていたなっていうふうに思います><今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切っているのか、本当に私ですら分からない状態なんです。今回の運営のコメントも、誰の名前も出ず、誰の顔も出ず、誰が書いているのかも分からないコメントを中途半端に出した>と批判した。
指原莉乃は今年の4月でAKB48グループから卒業する予定だが、自分がいなくなった後のAKB48グループには、運営に対して不満を述べることができるような人がいなくなってしまうことを憂慮しているようで、<今回のことがあって余計に、メンバーと運営の間に立つ人間が少な過ぎるので、そのケアはこれからもしたいなと思った>とも語ったのだが、それに対して松本人志はこんな言葉を投げかけたのだ。
<お得意の身体を使ってなんかするとかさ>
あんまりな言葉に指原は一瞬凍り付くも、空気を壊さないように苦笑いを浮かべながら、<なにを言ってるんですか。ヤバッ>と返したが、松本の発言は<ヤバッ>では済まない。
報じられている通り、今回のNGT48の事件は、メンバーの山口真帆がファンの男から暴行を受けたということだけではない。グループを運営するスタッフ、および経営陣への不信が騒動を拡大させている。
そもそも、<お得意の身体を使ってなんかするとかさ>などという発言自体があり得ないことは言うまでもないが、今回のケースでは女性に対する性暴力の話題を扱っているわけで、そんななかこんなコメントができる松本の神経はどうかしていると言わざるを得ない。
ちなみに、1月13日放送回の『ワイドナショー』では、女子レスリングの吉田沙保里選手の引退について扱ったコーナーでも、吉田沙保里選手に対して<リスペクトしかないですね>と言った口でこんなコメントをしていた。
<機会があれば朝まで高速タックルしてもらいたい。グリングリン回されてみたいですね。朝まで。ヒーヒー言うぐらい>